ポツポツ赤くなる苺をジャムにしてみた。
「あら、今日かわいい!」
「今日なんだか違う!」
「髪切った?いいね!」
3ヶ月ぶりに髪を切ったら野菜を買いに来た人たちが気づいて声を掛けてくれる。
「よく分ったね!今日3人目だよ」
見た人が思わず「かわいい!」って言ってしまうくらい可愛いんだな。いつもボサボサだしね、、、、
口先で言っているのではない事を感じるから本当に可愛いんだろうな。
人が幸せな気持ちになっていることは自分も嬉しい。一週間くらいは多分可愛いんだろう・・・
毎回この現象が起こる。その度に髪を切ってくれるサチコさんには必ず詳細に報告する。
各々の美しさが最大限に引き出されるようにカットの腕をふるうサチコさんの技術力が光がを放ち
その作品を見た人が口角をキュッと持ち上げ「か・わ・い・い!」と思わず感嘆するのだ。
むか~し昔、結婚式に参列するために友人Mが自分の化粧は5分で済ませ、ひわの顔を念入りに仕上げてくれた。
一緒のテーブルだった彼女は花嫁よりも誰よりも、自分の傑作であるひわの顔ばかりに見とれていたと言った。
そんなこんなで3ヶ月に1度フアッションショーの壇上を気取って歩くモデルになったつもりになる。
モデルだから外側はひとが造ってくれる。自分はそこに釣り合う内側を造る。
かわいい内側って何だ??
「美味しく作ったらダメって言われてたのに、、、!!」
Yちゃんが新生姜の甘酢漬けを美味しく作りすぎてあっという間に食べてしまってもう無い。と言った。
ハハハ!毎年旬に出回る新生姜、この時期に一年分仕込み夏の暑い日にはご飯に混ぜたり、
サラダの隠し味に、、等など毎日の食卓で家族の健康を陰で支える生姜漬け。
うっかり砂糖を入れて美味しく作るものだから、一年分を一気に食べ尽くす、かははは。。。。
永野家は生姜に限らず野菜の保存は塩漬け酢漬け醤油漬け。それもけっこうしょっぱくてすっぱい。
美味しすぎてそれだけをバクバク食べることにならないようにショッパク、スッパク漬ける。
そうすれば冷蔵庫や冷凍庫に頼らず常温で一年以上は余裕で使える。毎日少しづつ使う。
今棚に並んでいるのは越冬キャベツ、紫キャベツ、人参の酢漬け。紫蘇の葉は梅酢漬け。
醤油漬けはニンニクの芽、ねぎ、にら、山わさび。塩漬けは山椒の実、紫蘇の実、梅干し。
最近閃いたミョウガ。これらが色々あるだけでご飯さえ炊けば、どんなに疲れていても簡単にカラダが満足する食が整う。
熱々ご飯に色々ちょこんと載せて、ごまもパラパラ振って、海苔やレタスなどで巻いてもいい。
肉や魚も安くて豊かに手に入るから、つい見た目にインパクトのある食卓にしたくなりがちだけれども、
昨今、食べれば食べるほど身体を壊す食品で溢れかえっているのだから、それらの安売りに釣られている暇は無い。
家族の命を守る食卓を用意するのはここ一番の大仕事。失敗恐れず実践あるのみ。
愉快に楽しく面白がって毎日毎食実験実践、実践実験、、、
ルドルフシュタイナーは著書「農業講座」の中でおよそ100年前にすでに近代農業の間違いに警鐘を鳴らしていた。
健全な野菜や穀物が健全なひとの精神を養う。健康な植物のエーテル体によってのみ健全な精神が作られると言った。
人々が皆健全な精神で聡明に賢く生きられたら商売あがったりの存在に長いことうっかり貢献してきたが、
それにはもう飽きた。外側から与えられるままの情報で生きるのは退屈すぎる。
昔からウスウス、ジワジワ、あれ?あれ?と思ってきたが、コロナ騒動がはっきりと道を示してくれた。感謝感謝感謝。
ノーテンキな田舎のバアサンでさえ目が覚めた。
ご飯をレタスにのせてニラ醤油をたらしバクバク食べた。
冷やし麺2種(ごま油の中華風とオリーブ油の西洋風)に柑橘をギュっとたっぷりしぼりかけてちゅるちゅる食べた。
働いて疲れた体には精の出るとろろだ。にら醤油をたらしてじゅるじゅるっとすすれば元気復活。
💛にら醬油💛ニラをザクザク刻み生醤油に浸すだけ。
瓶に入れて空気を遮断するのにごま油で蓋をするようにしておけば常温で1年はなんともなく保存できます。
※ニラは卵の消化を助け卵の毒を消す働きがあります。
昨今無精卵で薬漬けの卵が安く出回っていますが、こういう卵を遠心分離機にかけて分析すると化学物質の集合体だそうです。
こういうものがアトピーやアレルギーを引き起こす原因になっているとも言え、卵料理にはニラと覚えておくと卵の害を受けずに済みます。(若杉友子野草料理教室より抜粋)ニラが野生のものなら一層効果はあります。
◇友人のお父さんが 昔 山で蔓を刈っていて腕をざっくり切ってしまった時 お母さんがニラをすり鉢で擂りつぶした汁を瓶に保存していたものをつけてきれいに治ったという話を何かにつけて思い出します。
「私たちもなんにでもつけていた。臭いけど」と70歳の友人。60年も昔の話ですが。
💛冷やし麺💛
暑い日のお昼は冷たい麺とたっぷりの生野菜でからだの熱を冷まします。
この日は中華麺を使いましたが、そうめんでもうどんでも、今有るもので美味しくできます。
好みの硬さに茹で、流し水でざるの中で手早くもむようにしてぬめりをとり、2つの大きめの皿にとりわけ、
麺がくっつかないようにそれぞれにごま油とオリーブオイルを回しかけ、塩を強目に振り味を見ておきます。”ちょっとしょっぱいな”くらい♪
中華風の材料には きゅうりの千切り、トマト、海藻(ワカメやふのり、ひじき等々)好きなものを麺の上にたっぷり乗せ、
麵の量に合わせた酢と塩と香りつけに醤油をたらしたタレを別に用意して各々が食べるときに好きなだけかけて食べる。柑橘があれば絞るとさわやか!
もう一方の材料には レタス、とまと、さっと湯通ししたきのこ類千切りにしたジャガイモも合う(麺をゆでる鍋で先にゆでておけば手間いらず)今時期ならアスパラやルッコラやコリアンダー、も出ています。ズキーニやナスをオイルで焼いたものものせたい!とにかく有るもの、食べたいもの、山盛り!
胡桃やナッツ類あれば、同様に麺の上にたっぷりのせて各々好みの量のオリーブオイルを回しかけて食べる。レモン搾ればグー!
5月末 町道のイタドリが2Ⅿ以上に伸びてすっかり我が家の目隠しになる。
庭の草も年々イネ科の草が減り三つ葉やハコベ、ミント類の大海原となり圧巻。つつじも咲いてきた。
刈らずに彼らが放出する柔らかなエネルギーを全身に浴びて一息つく。
猫のマルは時々まだ若いイネ科の草をクシャクシャと噛んで体調を整え、
犬のクロは自分の小屋の後ろに茂るヒレハリ草の森の中に勢いよく潜っては出てまた潜っては出て・・一人で遊ぶ。
ハウスの中に羽の後ろが少し千切れ、動かずにじっとしているアゲハ蝶を見つけた。
たまたま居合わせたO婦人が、小皿に水で薄めたはちみつをテイッシュペーパーに含ませてその上に蝶を乗せると長いストロー状の口を伸ばしてハチミツを吸い、あっけなく回復して飛び立って行った。
そのあとすぐに倉庫の入り口で仰向けにひっくり返って動けなくなったクワガタを見つけた。
蝶が生き返ったのならクワガタも、、とハチミツ水のテイッシュペーパー布団に寝かせて大人5人でじっと観察する。が、元気になったようなならないような・・・・
結局大きなかぶに置けば猫や犬のおもちゃになりかねない、と札幌のM君のマンションに一時避難となった。
「クワガタには樹液でしょ。はちみつは飲まないよ」と翌日来たツブちゃんがきっぱり言った。 そうか、、
かじられても転ばされても、植物も動物もイノチ・フル回転。