大きなかぶ農園の日々

じじとばばのゆるい暮らし

死ぬほど好き・・・

2023年02月26日 21時31分35秒 | 日記

日曜の朝、倉庫の片付けをする。

結構冷え込んでいるのでしっかり防寒し、手袋をはめる。

途中、(手袋していても手が冷たいな・・・)と手を見ると、、

冷たいと思った右手は裸だった。 あれ?手袋どこに落とした? きょろきょろ見回す、、、

あ、あった。 左手が二枚はめていた。

全く記憶が無い。ほんとうにこんなことが起こるんだ。。。

夏にまみちゃん一家が遊びに来たとき、由美子さん(78)が温泉で着替えた際 片方の靴下が無いと大騒ぎして、

どこにも無くて、、、、しかし、ふと足もとを見ると片方の足が二枚はいていた。

あのとき 「全く、としよりはこれだもんね!」とゲラゲラ笑って悪かったな。。

 

 

車の中でラジオから天童よしみのチンド物語が流れてきた。 昔良く歌ってた、、

♪♪~~ねえわたしすきよ しぬほどすきよ~~♪♪

「え?死ぬほど好きって、、どういうこと?」と運転中の夫に振ってみる。 夫「・・・・・」

「あ、ごめんごめん、」 聞く人 間違えた。

「ぐーちゃん(Google)に聞く」 とケイタイ拡げて検索態勢に入る。

と 「そんなことグーグルが分るわけ無いだろう!自分に聞け!!」 (!!!!) たしかに、、

夫、久しぶりのホームランだな。腹の皮がよじれるほど笑って笑って助手席でのたうち回る。

しかし、いまさら自分に聞いたところで何になる。

今は一刻も早く答えが欲しい。のたうち回りながら検索欄に文字を拾う。【死ぬほど好きってどういう意味?】

あった、おんなじ問いを発する人がいた。そしてその問いに誠実に向き合って応えてくれる人がいた。ベストアンサー

〈ひとを好きになるとご飯が喉を通らなくなったり、その恋が叶わぬと思えば死んでしまいたくなったりもする〉 ああなるほど、、

〈この人のため(この人を守るため)なら命をも投げ出せる、好きになったら誰でもそれくらいはおもうでしょう〉 そだそだ、そうだった。。

〈僕は(回答者の男性) 好きになる度にそう思ったので「死ぬほど好きになった」経験者と言えるような気はします〉 ブラボー!!

そうさな、若いときここ一番で命かけずになんとする。1度や2度は当たり前に命がけ。

お日様めがけて剣を抜く蜂の武蔵の心意気。 討ち死に恐れて女が務まるかってんだい。

すっかり記憶を失っていたが、何んにでも命賭けるタイプだった。。。

20年前に買った永野家のおひなさま お顔がなんとなく悲しそうだったので修正液で白塗りの後、黒のマジックで書き直した・・・・

 
 
   

 

 

 
   
   
   
 
 
   
 
 
   
 
 
   
 
   
   
 

 


おばあさんになりたい

2023年02月20日 07時30分48秒 | 書籍紹介

1998年から20数年間ほぼ毎週発行している農園便りの中から抜粋したものが一冊になった

『永野ひわおしゃべり詩集 おばあさんになりたい』が 

このたび な、な、なんと、201612/24初版から 23、4刷目となりました。

地道に売れているのか、バラバラばら蒔いたためか、、

せっかくですから中身をちょっとご紹介

 ”おばあさんになりたい”

南風に恋をした雪が サダメとばかりに融けては消え

 家の前は涙の海と化し・・・

日曜の午後は春の風吹き荒れる長沼地方です

(もしや・・・)と思い、事務所横のハーブ畑の雪を

 4,50㎝掘り起こせば美しい緑の葉が姿を見せ

ちぎって口に入れると瞬時に身体は春と化す

今年こそ(フキノトウ味噌をどっさりつくろう)

(ヨモギも一年分摘んで干そう)

(つくしの佃煮をたっぷり仕込もう) などなど

憧れのおばあさん像にむかって実践あるのみ

との思いを強くするこの時期

しかし毎年その旬は瞬時に去りシュンとなるのがおち

おばあさんになったらあれがしたいこれがしたい

おばあさんになったら・・と

おばあさんに憧れるオバサン

おばあさんになって今乗っているハイエースの運転席によじ登れなくなったら

リヤカーに野菜を積んで道の駅辺りを流す

野菜をえさにして 街からやってきた若いライダー男などに近づき「野菜たべんとね」とか熱く語る

半年後「お婆さんに言われたとおり有機野菜いっぱい食べたら勇気が湧いて彼女が出来ました」

などと礼状が届いたりする

「そうかい、よかった」とお祝いに畑の芋とか送る

〈ばあさんの野菜食べたら彼女が出来る〉

〈はがきを出せば芋が来る〉

という噂はたちまち日本中に広がるが 信じるものは少なく

そのおかげか 毎日じいさんと自分の食べる分と

リヤカーに積んで重たくないほどの量の野菜を作り続けながら のほほんと暮らす・・・

しかし春に種まき ヨモギも摘んで 羊の毛を刈り春夏秋冬やることやりながら

じいさんの話し相手もするとなると・・・

けっこう今よりハードそうだ         大きなかぶ農園便り2006年版より

【永野ひわおしゃべり詩集・おばあさんになりたい】空知生命塾 東出隆編集;定価1000円 

大きなかぶにご注文下さい♡  FAX0123-88-1175       メールアドレスookinakabu@gmail.com

 

長沼町に就農した初めの頃、土のすっかり痩せこけた農地を復活再生するために

夫は無い知恵ふりしぼり、ああしたりこうしたり、、やってもやっても結果の見えない試行錯誤の日々。

(いまだに果たせず理想は遠くでいつも微笑んでいる、ははは)

なので、妻が大きなハイエースバンに野菜を積んで月、火、水、金、、だったか?とにかく毎日札幌の東西南北走って走って・・・

夜7時過ぎに家に帰り着き、それからせっせとご飯支度。

温泉に浸かってバタンと眠って、起きてまた走る。

土日はわんさか人が来る。真冬もトタン一枚のD型倉庫でどうやって生きているのか見物に来る。

これこれしかじかと熱く語る。

そんな日常 ふっと(はやくおばあさんになってゆっくりしたい!!!!)と心底思った。

 という時期でありました。

ほぼ10年、、畑に作物は育たず。

当たり前の野菜を作る生産者との縁を探して探してたどり着き、ひとつづづ巡り会ったその縁に支えられ、

その人たちがたどってきた困難な中にも自身の真実に生きる姿に勇気をもらい、いつも希望を失わず走り続けることが出来ました。

2023年、押しも押されもしない本物のおばあさんになれた今、、、案の定、それなりにハードな毎日

 

大倉山ジャンプ場を望む               大通り公園の大きな木がおめかし、、、

写真は いつも配達中の信号待ちでシャッターチャンスを狙うSATOSI爺さん


あっぱれあっぱれえんやらやー♪

2023年02月13日 08時36分18秒 | 日記

右の三角屋根がボールパーク  

ぼーーーーーっとしてたら2月も二桁!追って追われて12日。

もう信じられない。どうなってるんだ???

2月逃げると言ったっけ?脱兎のごとく逃げていく・・・・・・

若い頃はイヤと言うほど長く感じた冬。

10年くらい前からぐんぐん短くなり、今年もすでに春の気分だ。

春は名のみの風の寒さも 立春の声を聞いた途端に春と化す。

クンクンクンクン鼻の穴膨らませて春を嗅ぎまくる。細胞踊る。

春の気分で片付けをしていたら、どこからともなく出て来た一枚の紙。

【七福神祝詞】

めぐりて 天龍 昇しは

花(はんな)たちばな 匂い香(か)の

天地(あめつち) 開(ひら)けし 開(かい)びゃくに

弥栄(いやさか)八坂(やさか) ひふみ世(ゆう)

めでた めでたの みろく世(ゆう)

天晴れ 天晴れ えんやらや (7回)

いーやぁー

 

七福神祝詞は、内なる神性を呼び覚まし、明るく陽気な泰平の世をもたらす、寿ぎの祝詞。

普段の暮らしの中や、お出かけの際に様々な福をもたらす寿ぎの調として、大いに詠い、活用するとよし。

また、この祝詞を、何人かと一緒に言揚げするときには、両手を繋ぎ、輪になって、手を振りかざしながら廻ります。

自分自身が、七福神になったつもりで、舞いましょう!

招福と繁栄の象徴である「宝船」を到来させましょう!

だそうな。

あら、すてき       ♪あっぱれ♪あっぱれ♪えんやらやーー♪

 

 


奇跡・・・・・

2023年02月07日 10時44分17秒 | 日記

            

        価格 2000円+税                 価格 3000円+税

   書籍の発行所は 中部日本教育文化会 名古屋市名東区名東本町177 電話 052-782-2323 振替00830-8-6059

堀尾憲市さんの脳卒中による重度の麻痺からの復活の記録「奇跡の復活」「続 奇跡の復活・麻痺は治る」を読みながら、

一ページ一ページに綴られる一つ一つの何気ない一言に身体(脳)が反応し、その都度身体の奥のどこかに化学反応が起こり、

最終的に涙となって流れ出す。何度も何度も流れる。読むたびになお一層流れるのだ。

感情、、、というより、、、、肉体を宿にする本質である魂が(うんうん)と腹の底で共鳴し歓びを涙で顕しているのだと感じる。

(これが真実だ)なんの疑いもなく思う。

奇跡 という言葉や意味の捉え方は1000人居れば1000通りあるだろう。

奇跡は自身が起して見れば、なんだ、、、じつに当たり前のことだった。。。と思う事のようだ。

奇跡が起こる条件があるとすれば それがこの二冊の中に秘められていると思う。

ささやかなことで「あっ」と思うこともあれば、気づかずに通りすぎる事もある。

どれも一瞬の選択だ。日常の一瞬一瞬の選択で自分の道ができていく。

日々時間があるとか無いとかお金があるとか無いとかで、頭の中は外側の選択の遣り繰りで大忙しだが、 

時々頭には休んでもらって 腹の底に棲んでいると思われる内側の存在に選択権を委ねてみることをする。 

 

♡昨日の夜は満月に向かって3っつのサイフを空にして振ってみた。金運招来ラジオで誰かがそう言った。

で、夜、ほいほいとラジオに言われたままに頭が振ろうぜ!と言ったのでホイホイ振った。

。。。腹の人は寝ていた、、、、あああ、、、金運招来奇跡を呼ぶか・・・・・

 

 

 

 

 


奇跡の復活

2023年02月05日 18時30分46秒 | 書籍紹介

         著者 堀尾憲市 1947年生れ

 「麻痺は治る」2017年10月1日発行の3年前2014年12月1日に出版された堀尾さん自身が完全復活した体験記

      ※2022年11月21日のブログ「麻痺は治る」も合わせてお読み下さい

 

 前書き

この本は、脳卒中の後遺症である麻痺から完全復活するまでを、私ともう一人の体験、

そして後に行ったリハビリ教室での複数の復活事例も含め綴ったものです。

 私は、重症の脳溢血で倒れ左半身麻痺になってしまいましたが、入院中に始めた私流のリハビリにより、

わずか40日で左半身麻痺はなくなり、ヨチヨチではありますが立って歩けるようになりました。

 もう一人の女性の場合は、一ヶ月でほぼ元通りになりました。

これらの事例から、脳卒中の後遺症の麻痺を克服する方法があることが分りました。

それは、リハビリの専門家によって行われているものとはまったく違ったものです。高度の知識や技術を必要としません。

私たちが誰でも持っている、生れながらの機能を活用するだけです。

私たち人類は、この機能を活用することに気づかなかっただけなのです。

分ってしまえばこんな簡単なことで、と思うようなことです。

私ともう一人の女性に起こったことはまさに奇跡ですが、それは誰にでも起こせる奇跡です。

なぜなら、私たち人類は生れながらにこの素晴らしい奇跡を起す機能を持たされて出現していたのですから。

 これから述べることは、私が奇跡の体験を通して知ったことを記した体験記です。

私は他の人がやらない方法で自分をリハビリしました。

それを始めてから立って歩くまでのことが記してあります。

この本が私と同じように倒れた方、もしくは家族、知人の方の目に触れて復活の参考になればと思い、

つたない文章ですが綴ってみました。

私ともう一人の女性とリハビリ教室での話が、広く皆様にも当てはまり多くの人が私と同じように

奇跡の体験者になられることを切に望んでいます。

 これは、個人的な体験記ですが、私の脳もあなたの脳も機能に差はありません。

全ての人の脳に組み込まれている基本的な機能なのです。

      堀尾憲市