大きなかぶ農園の日々

じじとばばのゆるい暮らし

シラサギとカッコウ

2024年06月25日 05時14分06秒 | 日記

早朝、二階の窓の外を眺めていると
正面の木のてっぺんにシラサギがスーッと降り立った。 
え? あそこはいつもトンビなどの猛禽類が止まる場所。 
シラサギは長い首をぐるんと回し四方をしばらく眺めていた。
そしてサッと国道の方に飛び立っていった。
夫に伝えると「おれはカッコーがてっぺんにいるのを見た」 
「えーーー!」かっこーは鳴き声は毎日聴いているが 姿を見たことは無い。
お互いその写真を見せ合って納得した。本物のカッコーの姿は初めて見た。太ってる。。。。

 

 

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2024田植え

2024年06月18日 21時48分30秒 | 日記

今年は家の前の畑をもう少し田んぼに戻してみるかとなった。
4年ほど前に最初に作った小さな田で充分遊んで、 
そこに真菰(マコモ)を少し植えたら株が大きくなり 
稲を植える場所が無くなってきた。 
「ここに大豆を蒔けば転作奨励金が30万、田にすれば無し」
どうするか、と春先の栽培計画書を提出する時期に 
夫と小滝君が話し合っていた。 
それをうっかり聴いてしまった。
「30万なんか温泉行ってドンチャンやって、あっという間に無駄遣い。田んぼだ」
と、神のお告げが妻の口を借りて降りてきた。。。。。
「じゃあ水田ってことで」となる。
それから夫は全力で田んぼ作りに没頭する。リースのユンボで畦を作り、トラクターで中を起こし
川の水が田に必要な時に必要なだけ常に速やかに供給されるように細工し、
水が入って代掻きの段階では小滝君とヨーコ・けんご・ちーちゃんチームが奮闘しみごと整う。
後は苗だけ、、、、頼みの綱の齊藤農場の苗は無い。。となり。。。どうなる。。。。。
毎週原木椎茸を仕入れる中道さんが「余ったから」と思いがけず助け船。アリガタヤアリガタヤ
常に危ない橋を渡る自転車操業の大きなかぶらしい流れがドウドウと流れ込んで二枚の田が完成。
土曜日に10人、日曜日に10人、皆怪我などせず楽しんで帰れたのが一番の幸い。
日曜は午後から雨がザンザン降りとなるが、思ったより暖かい雨で植えていても苦にならず。
にわか作りの新しい田は、ある場所はズボーンと深くなったり大小の石が足の裏に当たったりする。
裸足になって感覚を研ぎ澄まし一足一足を真剣に運びながら植えていく。
大人でさえうっかりするとバランスが崩れて転びそうになる。
皆、特に子どもたちは本気のやる気が漲って思い切り潜在能力を開花させた。

     

空になった苗のポットでサーフィンする男子たち。あ、ぜ、ん

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怪*コインランドリー

2024年06月10日 13時42分30秒 | 日記

天気はいいが風が強く、朝の気温は低く肌寒い。
溜まった洗濯を二層式洗濯機でするのがおっくうになり 
いつものコインランドリーに持ち込む。 
コインを数えたら100円玉が1個足りない。 
五千円札が一枚有ったが両替機を見たら千円札用だ。
洗濯物をすでに入れた後なので急いで隣のコンビニで 
コーヒーを買って小銭を作り洗濯機の扉をきちんと閉めた。 
出来上がるまでの時間を車の中で山本周五郎の朗読を聴きながらゆったりと過ごし、
時間になり出来上がった洗濯物をカゴに入れる。(?ちょっといつもと違う気がする、、ま、いいか)
家に着いて干そうと洗濯ネットのファスナーを開ける。(???何かヘンだ。。。。)
!!あ、、、洗濯物は洗濯されずにそのままネットの中に入っていた。
どうしたんだ?何がどうなったか? 記憶をたどる、、、、、、
100円足りないと分かった時点でわざわざ洗濯機の扉を少し開けたままにしておいた。
”これから使用します”という意思表示を兼ねて、洗濯カゴも前に置いてコンビニに走った。
で、100円玉をポケットに入れて戻り機械の扉をキチンと閉めたのだ。。。。
そういえばお金を入れた記憶が無い。ポケットを探ると100円玉がじゃらじゃらと笑っている。
(そういうことだったか、、、)と納得し、二槽式洗濯機をまわし始める。
しかし、いつもの自分ならひとつひとつ確認しながらさいごのスタートボタンを押す。
100円玉を調達したことで安心し切って最後までのいくつかの動作がすっぽりと抜けた。
街へ洗濯に行ったはずのバアサンが何で山の家で洗濯してるか?と畑から戻った夫。
「不思議なことが起こった」と詳細を説明する。
「ボケただけだ!」と一喝された。 ま、たしかにそうなんだが、、不思議だ。
いつもと違う順番になっただけでこんなことが起こるのだ。電車やバスや、そのほか世の中の色々なことが
数多くの人たちの集中力によって成り立っているのだといまさらながら思う。集中集中集中!!

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尺取り虫の変身#マルはアイボウ

2024年06月05日 13時49分21秒 | 日記

  

かっこーが鳴き始めた。豆蒔け、豆蒔け♪♪
よもぎの葉に見たこともない綺麗な蝶が止まっていた。 
調べたらシャク蛾、尺取り虫が変身した蝶だった。 
今の今まで尺取り虫が成長するとこんな愛らしい姿に 
変身するとは考えたこともなかった。
あんまりびっくりして生れて初めて蝶を調べた。 
どんなに美しい蝶達もその前の姿は皆毛虫や芋虫。 
68才いまさらながら自然界の神秘を垣間見る。今までボーっと生きていたんだなあ・・・・

♡       ♡       ♡
日曜の昼間、向かいの畑を見にいく。
「にゃー!にゃー!にゃー!にゃー!・・・・・」
家の中でごろごろしていたはずのマルが血相変えて探しに来た。
普段こんな風に鳴いたりはしない。
台所にいても、二階にいても、庭にいても、倉庫に居ても、いつの間にか視界の隅に静かにいる。
だが、母屋の敷地を離れてほんの目の前の畑に行くだけなのにいつも一大事のような声を出す。
「マル、カアチャンココダヨーーーーーーーー」
呼ぶと全力で走ってきて姿を確認したあとはすり寄ってくるわけでも無く虫や草と遊んでいる。
まるで飼い猫のようになってきた。。。傍から見れば飼い猫だが、実は同士相棒、というか、、対等。
一緒に暮らしていればいろいろ不満や改善して欲しかろう食事内容等あるだろうに一切何も言わない。
お互いのそのままを認め、許し、調和して一日一瞬一瞬のいのちを燃やす。オレタチニアスハナイ♪

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