大きなかぶ農園の日々

じじとばばのゆるい暮らし

ニワトリ・ゴワカラサンワ

2022年04月25日 21時11分23秒 | 日記

秋蒔小麦辛夷の花

先々週、2羽から5羽となったはずのニワトリが、 
翌日数えると4羽になっている。 ????1羽どこ行った・・・・ 
昔、横の川に落ちて数日間行方知れずの1羽がいた。 
幸い水かさの少ない時期で、コンクリートの高い壁の縁で じっとしているところを夫が見つけて救助した事があったので、そうかもと思い探すが水位が高く、これなら助かるまい、、、 
「とんびかもしれないな」夫が言う。そういえば最近家の上空を2羽のトンビがずっと旋回しているのが気になっていた。 
野ねずみが畑の土の中から飛び出して来るのを待ち構えているのだろう、と思っていたが 
翌日昼過ぎにけたたましい鳴き声がして2階から下を見たら、散歩中のニワトリが血相変えて小屋に戻って行くのが見える。 
そして、トンビがもう一羽の首元を鷲掴みして飛び立とうとしている。「こらーーーーー!!」と大きな声を出すとパッと離れた。 
青息吐息のメンドリに駆け寄ってヨモギエキスを負傷したトサカにすり込み「大丈夫、大丈夫」と身体を撫でてやる。 
しかしじきに静かに目を閉じ、ツツジの木の根元に寝かせておいたら翌朝には消えていた。メンドリは誰かのいのちになった。 
鶏小屋に行くと2羽が隅っこに固まって警戒している。あれ、もう一羽はどこだ? 
その日暗くなる前にもう一羽がどこからともなく出て来た。トンビが来たときに運良くどこかに隠れていたのだ。 
トンビは野ねずみっていうよりうちのメンドリを偵察していたのだ。。。アホなジイさんバアサンが家に入るのを待っていた。。。。 
                結局2+3=5 5-1-1=3となる 

ボールパーク恵庭岳

コメント

ニワトリ・ニワカラゴワ

2022年04月11日 07時24分30秒 | 日記

天気が良いが強い風が吹く。肌寒い毎日が続く。 
周りの農家の畑では大きなトラクターが動き始めた。 
家の前の町道もにわかに賑やかになる。 
 
金曜日の朝鶏小屋に行くと、2羽の鶏が5羽になっている。 
夫がはるか農園で廃鶏になるお婆さん鶏をもらってきたのだ。 
朝どこかに行って、、帰ってきたな、、と思ったら、、、その事を一言もいわない。 
ま、夫のいつものことだ、、 
鶏たちは小屋のあっちとこっちに3羽と2羽にはっきり分かれてお互いソワソワと落ち着かない様子だ。 
「とーちゃん、新入りの3羽にちゃんと挨拶するように言ったのかい?」「・・・・・・・」 
「2羽にも、新しいメンバーを面倒見てやってくれって言ってあるのかい?」「・・・・・・・」 
やっぱりだ。2個の卵が5個になる事だけニマニマ考えてうっかりもらってきたに違いない。。。 
その日の卵は1個だけ。いつも難産な彼女の卵はない。。。女は心の安定無しに卵産む気になんかなりませんよ。  
ま、男に分るはずもないだろうから、、責める気も起こらず。 
一夜開け鶏族の彼女たちはそれなりの調和で外で地面を蹴飛ばし合って虫を食べ草をつつき、雪解け水を飲み、 
完全自給生活。暗くなればさっさと小屋の止まり木で眠り、人間に依存することなく暮らしている。 
ひと族もあわてて種まきの準備をする。トマト、なす、ピーマン、レタス、、、ハヤクメヲダセカキノタネ、、とマジナイを唱える。 
そしてこのご時世”有れば食べるが無ければ食べず” と、どんな状況にも対応する心身にシフトする決心をする。 
「空腹の時に出るホルモンって美容にいいんだって」 食いしん坊でオシャレなKが教えてくれた。 
へえーーー!そりゃそうだ、食べてばかりいては臓器は休む暇が無くヘトヘトで老化・劣化・美貌は落下。。。 
”空腹は最髙の料理人”ともいわれる。毎日空腹を用意するだけである日気づけば若返っていましたとさ。。。か。

 

コメント

春はいろいろ。。Ⅱ

2022年04月04日 06時11分43秒 | 日記

運河や田畑で休んでいた白鳥が北へ帰って行く。。。。 
早いうちに段取りよく融雪剤を撒いた周りの農家の畑は 、黒々とした土の表面からほこほこと湯気が上がっている。 
それを見て気分が上がった夫も雪の上から畑に米ぬかを撒く。 
春先の強い風があっという間に雪を消した。 
川沿いの畑はまだ雪の中で眠っているが、ドウドウと勢いよく流れる川の水を見ていると細胞が沸き立つ。 
 
ぷっつりと卵を産まなくなっていた鶏達が数日前から産卵箱を覗くと毎日2個の卵が置いてある。どうした?春か。。一個(1羽)は近頃難産らしく、殻に数本のシワが刻まれている。 もうお婆さんだからね、、、無理しなくていいのに、、、、 
10羽で暮らしていたあるとき誰かが卵をつついて食べて多分味を占めたのだろう、人間には回ってこなくなっていた。 
その後いろいろな災難が続き、残された二羽はしばらく緊張した毎日を過ごしていたが、、忘れたのか? 
美味しい産みたて卵の味も、いつまたクロが突然大きな身体で背中に乗りかかって来るかもしれない恐怖も、、、 
忘れるって幸せなことだ。。。ひとがボケていくのも、もっとシアワセになるために用意された天からのギフトに違いない。。 

荷物を届けてくれたゆうパックのいつものお兄さんに、「暖かくなったねーー!」と声を掛けたら 
「今年は本当に大変でした。何回埋まったかしれません」と返事が返ってきた。 
そうだよね、、、、今年は宅配便の運転手さんはどんなに大変だったことか、、 
雪に埋まっている車両の荷物を別の車に乗せ替えているところを一度目撃したことがあったが、 
そんなこと1度も言わず毎週当たり前のように荷物は届けられてきた。 プロの根性だな。全く頭がさがります。 

 

コメント