法務問題集

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刑法 > 「犯罪論序説」

2015-07-01 00:00:00 | 刑法
【問題】
・( ア )「犯罪論序説」
『犯罪論序説』は( イ )主義の鉄則を守って犯罪理論を叙述したものである。
 それは当然に犯罪を( ウ )要件に該当する( エ )・有責の行為と解する概念構成に帰着する。
 近頃、犯罪としての行為を( ウ )要件と( エ )性と責任性とに分ちて説明することは、犯罪の抽象的意義を叙述したまでで、生き生きとして躍動する生の具体性を捉えて居ないという非難を受けて居るが、…(略)…( ウ )要件と( エ )性と責任性を区別せずして犯人の刑事責任を論ずることは、いわば空中に楼閣を描くの類である。
 私はかように解するから伝統的犯罪理論に従い、犯罪を( ウ )要件に該当する( エ )・有責の行為と見、これを基礎として犯罪の概念構成を試みた。
 本稿は、京都帝国大学法学部における昭和7〜8年度の刑法講義の犯罪論の部分に多少の修正を加えたものである。
 既に『公法雑誌』に連載せられたが、このたび1冊の書物にこれをまとめた。

【解答】
ア. 瀧川幸辰

イ. 罪刑法定

ウ. 構成

エ. 違法

【参考】
瀧川幸辰 - Wikipedia
罪刑法定主義 - Wikipedia
構成要件 - Wikipedia
違法性 - Wikipedia