法務問題集

法務問題集

ストーカー規制法

2015-09-03 00:00:00 | 刑法
【問題】
01. 住居等の付近をみだりに彷徨く行為は、つきまとい等に該当し得る。

02. 拒まれたにもかかわらず、連続して、電話をかける行為や文書を送付する行為、FAXを送信する行為、電子メールを送信等する行為は、つきまとい等に該当し得る。

03. 禁止命令等に違反してストーカー行為をした者は、原則として、2年以下の懲役や200万円以下の罰金に処される。

【解答】
01. ○: ストーカー規制法2条1項「つきまとい等」1号

02. ○: ストーカー規制法2条1項「つきまとい等」5号

03. ○: ストーカー規制法19条(罰則)1項

【参考】
ストーカー行為等の規制等に関する法律 - Wikipedia

軽犯罪法

2015-09-01 00:00:00 | 刑法
【問題】
01. 警察官を詐称し、または資格がないのにもかかわらず、法定の制服や勲章、記章等の標章、これらに似せて作った物を使用した者は、拘留や科料に処される。

02. 弁護士を詐称した者は、拘留や科料に処される。

03. 公務員に虚構の犯罪の事実を申し出た者は、拘留や科料に処される。

04. 不安や迷惑を覚えさせるような仕方で他人に付き纏った者は、拘留や科料に処される。

05. キセル乗車をした者は、拘留や科料に処される。

【解答】
01. ○: 軽犯罪法1条15号

02. ○: 軽犯罪法1条15号

03. ○: 軽犯罪法1条16号

04. ○: 軽犯罪法1条28号

05. ○: 軽犯罪法1条32号

【参考】
軽犯罪法 - Wikipedia

刑法 > 罪 > その他 > 親族相盗例

2015-08-28 00:00:00 | 刑法
【問題】
01. 配偶者との間で窃盗罪を犯した者は、刑を免除される。

02. 直系血族との間で窃盗罪を犯した者は、刑を免除される。

03. 同居の親族との間で窃盗罪を犯した者は、刑を免除される。

04. 非同居の親族との間で窃盗罪を犯した者は、刑を免除される。

05. 私印不正使用罪には、親族相盗例が適用される。

06. 脅迫罪には、親族相盗例が適用される。

07. 窃盗未遂罪には、親族相盗例が適用される。

08. 詐欺罪やその未遂罪には、親族相盗例が適用される。

09. 恐喝罪やその未遂罪には、親族相盗例が適用される。

10. 横領罪には、親族相盗例が適用される。

【解答】
01. ○: 民法244条(親族間の犯罪に関する特例)1項

02. ○: 民法244条(親族間の犯罪に関する特例)1項

03. ○: 民法244条(親族間の犯罪に関する特例)1項

04. ×: 民法244条(親族間の犯罪に関する特例)1項
配偶者、直系血族又は同居の親族との間で第235条の罪、第235条の2の罪又はこれらの罪の未遂罪を犯した者は、その刑を免除する。

05. ×

06. ×

07. ○: 民法244条(親族間の犯罪に関する特例)

08. ○: 民法244条(親族間の犯罪に関する特例)準用

09. ○: 民法244条(親族間の犯罪に関する特例)準用

10. ○: 民法244条(親族間の犯罪に関する特例)準用

【参考】
親族相盗例 - Wikipedia

刑法 > 罪 > その他

2015-08-27 00:00:00 | 刑法
【問題】
01. 刑法には、暴力的要求行為の禁止が規定されている。

02. 他人の電子計算機で実行するために不正な指令を与える電磁的記録を作成した者は、刑罰を科される。

03. 女子の承諾を得ずに堕胎させた場合、不同意堕胎罪が成立する。

04. 未成年者を強引に連れ去った場合、未成年者略取罪が成立する。

【解答】
01. ×: 暴対法

02. ○: 刑法168条の2(不正指令電磁的記録作成等)1項1号

03. ○: 刑法215条(不同意堕胎)1項

04. ○: 刑法224条(未成年者略取及び誘拐)

【参考】
犯罪 - Wikipedia