法務問題集

法務問題集

基礎法学 > 自力救済

2011-01-17 00:00:00 | 基礎法学
【問題】
01. 自力救済は、原則として、禁止されている。

02. 債務者が支払不能等で倒産する恐れが明らかな場合、法律上、自力救済による債権の回収が認められている。

【解答】
01. ○: 自力救済禁止の原則

02. ×: 自力救済禁止の原則

【参考】
自力救済 - Wikipedia

基礎法学 > 法令用語 ★★★★★

2011-01-16 00:00:00 | 基礎法学
【問題】
01. 「及び」と「並びに」はいずれもその前後の語句を並列させる接続語であり、並列される語句に段階がある場合、一番小さな並列的連結にだけ「及び」を使用し、他の大きな並列的連結にはすべて「並びに」を使用する。

02. 「又は」と「若しくは」はいずれも前後の語句を選択的に連結する接続語であり、選択される語句に段階がある場合、一番大きな選択的連結にだけ「又は」を使用し、他の小さな選択的連結にはすべて「若しくは」を使用する。

03. 法令に「A、Bその他のX」とある場合、AとBはXに包含される。

04. 法令に「A、Bその他X」とある場合、A、B、Xは並列の関係にある。

05. 法令に「適用する」とある場合、その規定が本来の目的としている対象にその規定を適用することを意味する。

06. 法令に「準用する」とある場合、他の事象に係る規定をそれに類似する事象について必要な修正を加えて適用することを意味する。

07. 解釈によって準用と同じことをする場合を、「類推適用」という。

08. 「直ちに」、「遅滞なく」、「速やかに」は、この順に時間的即時性が弱くなっていく。

【解答】
01. ○

02. ○

03. ○

04. ○

05. ○

06. ○

07. ○

08. ×: 「直ちに」、「速やかに」、「遅滞なく」の順

準用・類推適用 - Wikipedia

基礎法学 > 日本の法令の基本形式 ★★★★★

2011-01-15 00:00:00 | 基礎法学
【問題】
01. 法律は「条」を基本的単位として構成され、漢数字で番号を付けて条名とする。

02. 「条」には、見出しを付けない。

03. 「条」の規定の中の文章は改行することがあり、その1つひとつを「項」という。

04. 1つの「条」や1つの「項」の中で用語等を列挙する場合、漢数字で番号を付けて「号」と呼ぶ。

05. 「号」の中で用語等を列挙する場合 、片仮名のイロハ順で示す。

06. 法律の一部改正によって特定の「条」の規定をなくす際に、その「条」の番号を維持してその後の「条」の番号の繰り上げを避ける場合、改正によってなくす規定の「条」の番号を示した上で「削除」と定めることとされている。

07. 法律の一部改正によって「条」の規定を新たに設ける場合、その新しい「条」の規定の内容が直前の「条」の規定の内容に従属しているときに限り、その新しい「条」に直前の「条」の番号の枝番号が付けられる。

【解答】
01. ○

02. ×

03. ○

04. ○

05. ○

06. ○

07. ×

【参考】
日本の法令の基本形式 - Wikipedia

基礎法学 > 規定(2)

2011-01-14 00:00:00 | 基礎法学
【問題】
01. ある規定が強行法規と任意法規のどちらに該当するかは、すべての法律に明示されている。

02. 一般法の規定は、すべて任意法規である。

03. 特別法の規定は、すべて強行法規である。

04. 民法の規定は、すべて強行法規である。

05. 契約に強行法規と異なる約定が含まれている場合、その約定は無効である。

06. 取締規定に違反する約定は、私法上の効力自体が否定される。

【解答】
01. ×

02. ×

03. ×

04. ×

05. ○

06. ×

【参考】
強行法規 - Wikipedia

基礎法学 > 規定(1)

2011-01-13 00:00:00 | 基礎法学
【問題】
・当事者間の合意にかかわらず適用される規定を( ア )法規といい、適用されない規定を( イ )法規という。
・経済政策や行政目的に基づいて国民に一定の行為の制限や禁止を定める規定を、( ウ )規定という。

【解答】
ア. 強行

イ. 任意

ウ. 取締

【参考】
強行法規 - Wikipedia