退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1181:違いは何ですか?

2019-03-26 07:45:07 | アメリカ便り
朝5時半に目が覚めたら、外はまだ真っ暗、でも電気がない。
起きて周りを見渡しても、遠くに明かりが見えるだけで、あたりは真っ暗。
停電だ!
我が家は100%電気に頼る一軒家。
おまけに井戸水、セプティックタンクときたら、トイレも使えない。

この家に住み始めて35年、以前はちょくちょく停電となりましたが、この10年ほどは本当にそんなことが無くなったんだけど。
‟仕事が来週金曜日まで詰まっているのに、このくそ忙しい時に”と思っていると、つきました。
安心して、今コーヒーを飲んでいます。
今日はジュンちゃんキキちゃんのチェックアップ。
昨日は私のチェックアップ。
私の主治医は35年同じ。
一緒に年を取ってきました。
いつも関係ない話に花が咲きます。

さて今日の題ですが。
昨日のニュースで、去年フロリダで学校シューティングに会った生き残りの高校生二人が、相次いで自殺をしました。
そしてさらに、2012年の小学校のシューティングで子供を亡くした父親が自殺をしました。
スクールシューティング、傷跡をたくさん残しています。
純粋な子供たち、友達が殺されたのに生き残ったという罪悪感が働いているとのこと。
その純粋さが哀れです、本当にかわいそう。
子供を亡くした親、特にこのような形で、目の前から急に奪われた親、同じ親として気持ちが十分わかります。

こういう事件を考えると、友達ジュディーが言った言葉を思い出します。
‟拉致で北朝鮮に連れていかれるのと、こういった事件で、急にいなくなるのと何が違うんだ”
アメリカ人だからストレートに言えるんですが、私も事実同じことを思っています。
どちらも悲しい事件なのです、最愛の人たちが目の前から急に無くなるという。
それに違いはないのです。
でも拉致は、政府が動いてくれています。
でもこういった犯罪被害者へは政府は手を伸ばしてはくれません。
同じ事件なのに、何が違うんだ。

特に先日、拉致家族の方が放った言葉、‟拉致被害者が帰ってきたら、北朝鮮制裁は見直す”。
だめです、こういった見解を言っては。
あなたたちが考えるのは拉致被害者のことだけでいいのです。
けじめを見極めてほしい。

犯罪被害者にももっと政府の手を差し伸べてほしい。

あたらしくなった我が家。
これで、ネズミもリスも中に入ってこないでしょう。
鳥に家中穴をあけられることもないし。
デッキは来年でしょうね。
丸々と太ったターキーがお祝いに来てくれました。











ハブグレジュンタのマミー