退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1693: 人工分娩、無痛分娩、粉ミルクですが、、

2022-04-24 05:32:30 | アメリカ便り

おはようございます。

今日はよい天気、木々の芽も一挙に膨らんでいます。

昨日は隣人といろいろ計画を立てていたんですが、退院2日目の息子から10時ごろヘルプメールが来て11時半ごろ行ってまいりました。

孫が全然寝なくて、それで息子夫婦も寝れなかったそうな。

かわいそうですが親ならだれもが経験することと気楽に考えてほしいのですが。

息子の家に着くと嫁は精神不安定気味になっていました。

家の温度は65‘F前後、ミルクは3時間半ごととか、すべてに適当な私から見るとあまりにも指示書書通り。

神経質になり過ぎている感じ。

そして一番のストレスは母乳が出ないと言うことなんでは。

私の母も言ってました、私が生まれた時に母乳が出ず粉ミルクを買う金もなかったので、近所の山羊を飼っていた人から山羊のミルクを分けてもらっていたと。

私も最初の子は母親の義務として出ない母乳を必死に出そうとしたけど、出たのは最初の3㏄程度。

それでも頑張ったけど、そのうち乳腺炎となり医者に伝えたら、❝粉ミルク❞!!、そして抗生物質をくれました。

娘は粉ミルクを80㏄、口にして13時間ストレートに寝ました。

生まれて初めての食事、娘にはひもじい思いをさせました。

息子の時は3㏄さえも出ず、最初からあきらめました。

でも二人とも粉ミルクで順調(?)に成長しました。

なかなか夜を通して寝てくれなかった息子の時は、医者が❝粉ミルクにシリオを混ぜなさい!❞、なんていう悪知恵を授けてくれました。

私の時にはまだまだ人工、無痛分娩がそれほど一般的ではなかった時代ですが、私は率先してそれをやりました。

日本じゃ、竹を割る痛さの分娩を経験しなきゃ母親じゃない!、なんてまだ聞かれていた時代じゃなかったでしょうかね。

私は、❝なんで?❞。

子供を産む肉体的痛みなんてその後やってくるいろいろな辛さから見たらなんのそのなんですよ。

だからできるのなら痛み、辛さは最小限にしましょうと言うのが私の考えなんです。

痛くないお産ができるならそれに越したことはないし、勿論赤子にも母親にとってもできる限り安全ならですが、母乳だって出ないのに無理して出そうとしてメンタリ―におかしくなることもないのです。

今は無痛分娩だって確立された過程だし、粉ミルクだって栄養面では母乳に劣ることはない。

免疫の観点で言えばそりゃ母乳が一番かもしれませんが。

赤子も大切ですが母親も大切なんです。

マタニティーブルーなんて言うこともことも浸透してきましたが、母親の精神面の健康も赤子同様大事なんです。

なんせ母親の役目は死ぬまで続きますから。

ハブグレジュンタのマミー