退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#2067: 鹿せんべい

2024-04-21 08:17:55 | アメリカ便り
おはようございます。
毎日、70歳とは思えないスピードと力強さで京都をかけずりまわっています。
奈良の富雄丸山古墳以外は予定通りに見て回っています。
ここは東大寺からはちょっと離れていたため老体に鞭打ってまで行こうとは思えませんでした。
やはり、70歳、いたわって暮らさなきゃ。
東大寺の鹿せんべいで2000円も使ってしまった。
毛が抜けているので、ちょっと皆さんみすぼらしかったですが、せんべいに対する貪欲さは昔の知っている鹿とは変わりなく、私はあちらこちら突っつかれたり、かじられたりしました。
鹿せんべいを売っていたお姉さんと話し込んでしまい、いろいろ聞きました。
なんでもこの鹿せんべいの収益は鹿のためには、年に一度の角きりぐらいにしか使われず、その他の収益はどこに行くのか行方知らず、、、、と言うか行き場は決まってるしょ。
鹿保護協会だかがこの鹿せんべいの収益を管理しているそうで、この200円で鹿せんべいのすべてをコントロールしているそうな。
そのせんべい売りの人が言うには500円売って5円の儲けにしかならないそうな。
ちょっとウソみたいな話ですが、ほぼボランティア精神でせんべい売りをしているみたいです。
この鹿公園の鹿の健康状態が劣悪と言うことで、そこで働く獣医さんに内部告発されたことがテレビで話題になったことがありましたが、そんな話題も自然消滅したようです。
でも確かに腫瘍ができたり、やせた鹿も結構いました。
せんべい売りの人が言うには鹿には特別餌は与えないそうで、鹿せんべいと短いほとんどはえていないに近い状態の草を食べて鹿公園の鹿は生き延びているそうです。
確かに積極的な大きな鹿はでかい腹をして栄養状態は良さそうでしたが、小さな消極的な鹿は栄養状態が悪そうでした。
私は極力弱そうな鹿にせんべいをあげようとしましたが、大きな強い鹿に尻をかまれたりどつかれたりして命の危険を感じたため、思う存分には弱い鹿に餌をあげることはできませんでした。
しかしながら、鹿を食い物にして金を儲けているこの鹿保護協会とやらの運営状態を調べている人っているんでしょうか。
もちろん、一人の鹿せんべい売りの人から聞いた話なのでどの程度真実かはわかりかねます。
でも内部告発者もいるので結構この協会はあくどい商売をしているのかもしれません。

今日はこれから東寺の骨董市まで行ってみて回り、伊丹行のバスで伊丹空港まで行って元若かった、今はばばーになった級友と落ち合い、3泊4日の琵琶湖一周の旅行に行ってまいります。
ハブグレジュンタのマミー