退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#423:自堕落な一日でした。

2015-01-03 21:54:49 | アメリカ便り
日本滞在中から続いた忙しさと、年末の大酒の影響が体に出たようで、今日は一日中だらだらしていました。
そういえば、元旦も二日酔いでだらだらしていましたが。
昨日は、肺癌ステージ4の友達の化学療法のお供を半日していました。
これで、3回目の化学療法。
2回目が終わった後でCTをとったら、あちらこちらにあった浸潤が小さくなって、化学療法が効いていると言われたそうです。
しかし、療法を受けている間も咳をよくしていました。
この人は私の大学時代のボーイフレンド(アメリカ人です)で、昔の話、お互いの子供の話をしているうちに2時間が過ぎ、家へ送ってあげました。
家には、風邪を引いた奥さんと、大工2人が暖炉やら何やらを直していました。
何でこんな時にこんなことをしているんだと聞いたら、“俺に何かがあって奥さんが残されたら、いつでも家を売れるようにしておきたい”とのこと。

大学時代、更には結婚してもふらふらって感じだったのに、さすが死と背中合わせの重病になると人間変わるんだと思いました。
立派な考え、そんな考え方が当時できていたら、私たちの関係も変わっていたでしょうに。
後、2回化学療法が残っています。 
その後は、様子を見て前に行った遺伝子検査結果に見合った薬の投与をするようです。
月曜日から仕事に戻るそうですが、かわいそうです。
医療費が高いアメリカ、おまけに1年ごとに契約更新をされる仕事柄、こんな重病でも仕事にでないと保険がなくなったら大変。
でも、去年からオバマケアーという、日本の国民保険みたいのが出回ってきたので、何とかなるとは思います。

話は変わります。
日本人の死感とアメリカ人の死感は違うのでしょうか。
宗教を持たない日本人と、90%は大なり小なりキリストを信じているアメリカ人。
どちらが幸せ(ちょっと表現がおかしいですが)に死んでいくのでしょうか。
はたまた、宗教のあるなしで死への接し方というものが違ってくるのでしょうか。
これは難しいので、今日はこの辺でやめてきます。

ハブグレジュンタのマミー