2週末続けて行ったサムとかえこちゃんの町でインフルエンザがはやっているそうで、学校が閉鎖になったとのこと。
道理で、私も主人もサムもかえ子ちゃんも、みんなkohon kohonとやっているわけだ。
咳がすごく、それにあわせて、痰も出てくる。
今のところ出てくる痰はクリアーなので、炎症は起こしてはいないとは思うけど、主治医に電話して抗生物質を出してもらいました。
これで私たち4人みんな、抗生物質のお世話となりました。
金曜日にひざの手術をした息子は我が家に来ています。
ついでに、ジュンチャンの3分の1くらいの大きさの、非常にハイパーな(ジャックラッスルミックス)飼い犬も一緒に来ています。
インフルエンザにかかった63歳のばあさんがウイルスを撒き散らしながら家中の面倒を見ています。
昨日娘も無事帰ってきたし。
久しぶりの一家4人の団欒。
息子の手術を付き添ったとき、文芸春秋を読んでいましたが、興味深い記事を読みました。
私の尊敬する立花隆氏の記事です。
“終戦の御聖断と論語の御進講”と言う題でしたが、論語も御進講も判らなかったアメリカ40年の私には大変興味深かったです。
内容をちょっと説明すると、御進講とは明治の初めから毎年1月に宮中行事として行われる読書始の儀式のことで、当代一流の学者がよばれそれぞれの専門分野を天皇、皇族に伝える儀式的講義のことだそうです。
昭和18年の儀式時、もうすでに敗戦を予期していた大論理思想家西晋一郎が、論語の“子貢政を問う”を引用し、天皇にこう述べたそうです。
“やむを得ない時は軍備(防衛力)を捨て、さらにやむを得ない時は経済(食)を捨てる。
しかし宇宙の根本である道徳(信頼感)を捨てることはできない”。
この引用文で天皇に敗戦時の対処の心構えを伝えたとのこと。
人間はいずれ死ぬものだから、食を捨てられても仕方がないが、上下の信頼関係は政治の要であるからそれを捨ててはいけないと。
日本の軍備放棄(憲法9条)は誰が(アメリカ側か日本側か)決めたか議論がいろいろあるが、孔子はそんなもの真っ先に捨てていいものだとしている。
私はこの論語節には違和感を感じる。
まず、人が死に絶えたら信頼関係も軍備もないと思う。
おまけに“信頼の定義”は人、環境により様々である。
一昔前の終戦当時でも孔子が存在していた紀元前500年前後の時代に比べると、人も環境も複雑であったと思う。
立花氏は安倍首相が国民と信頼関係を保っているかどうかを統計結果で決めているが、そもそも信頼関係というものは統計で図れるほど単純なものではないと思う。
そして現代は孔子の時代より遥かに複雑。
ハブグレジュンタのマミー
道理で、私も主人もサムもかえ子ちゃんも、みんなkohon kohonとやっているわけだ。
咳がすごく、それにあわせて、痰も出てくる。
今のところ出てくる痰はクリアーなので、炎症は起こしてはいないとは思うけど、主治医に電話して抗生物質を出してもらいました。
これで私たち4人みんな、抗生物質のお世話となりました。
金曜日にひざの手術をした息子は我が家に来ています。
ついでに、ジュンチャンの3分の1くらいの大きさの、非常にハイパーな(ジャックラッスルミックス)飼い犬も一緒に来ています。
インフルエンザにかかった63歳のばあさんがウイルスを撒き散らしながら家中の面倒を見ています。
昨日娘も無事帰ってきたし。
久しぶりの一家4人の団欒。
息子の手術を付き添ったとき、文芸春秋を読んでいましたが、興味深い記事を読みました。
私の尊敬する立花隆氏の記事です。
“終戦の御聖断と論語の御進講”と言う題でしたが、論語も御進講も判らなかったアメリカ40年の私には大変興味深かったです。
内容をちょっと説明すると、御進講とは明治の初めから毎年1月に宮中行事として行われる読書始の儀式のことで、当代一流の学者がよばれそれぞれの専門分野を天皇、皇族に伝える儀式的講義のことだそうです。
昭和18年の儀式時、もうすでに敗戦を予期していた大論理思想家西晋一郎が、論語の“子貢政を問う”を引用し、天皇にこう述べたそうです。
“やむを得ない時は軍備(防衛力)を捨て、さらにやむを得ない時は経済(食)を捨てる。
しかし宇宙の根本である道徳(信頼感)を捨てることはできない”。
この引用文で天皇に敗戦時の対処の心構えを伝えたとのこと。
人間はいずれ死ぬものだから、食を捨てられても仕方がないが、上下の信頼関係は政治の要であるからそれを捨ててはいけないと。
日本の軍備放棄(憲法9条)は誰が(アメリカ側か日本側か)決めたか議論がいろいろあるが、孔子はそんなもの真っ先に捨てていいものだとしている。
私はこの論語節には違和感を感じる。
まず、人が死に絶えたら信頼関係も軍備もないと思う。
おまけに“信頼の定義”は人、環境により様々である。
一昔前の終戦当時でも孔子が存在していた紀元前500年前後の時代に比べると、人も環境も複雑であったと思う。
立花氏は安倍首相が国民と信頼関係を保っているかどうかを統計結果で決めているが、そもそも信頼関係というものは統計で図れるほど単純なものではないと思う。
そして現代は孔子の時代より遥かに複雑。
ハブグレジュンタのマミー