Route 136

国道136号線―セラピストの日記

センタリング

2010年04月18日 | 心・体
今日もストレッチにまつわるお話です

1対1でストレッチを受けているお客様が
「最近自分の中身が変わってきた。」とおっしゃっていました。

このコースは凝り改善やナイスバディになるための体作りを目的としたもので、瞑想的なものは取り入れていません。

体の硬くなっている部分を知ってもらう、筋肉が弱っている部分を知ってもらう、関節の状態を知ってもらう、どのようにしたら体が気持よく弛み、ラクにすることができるか、姿勢を維持する筋肉(インナーマッスル)を強化する等
呼吸と筋肉の状態に意識をむけてもらうようにしています。

つまり、意識を体に持ってきて、体と会話するための時間と考えています。

そのお客さんがおっしゃっていたのは「物事を受け流せるようになった。」ということです。
以前は人に何かを言われると反応的になっていたそうです。
すぐにシュンとなってしまったり。。。

ストレッチをやっていくにつれ、体に蓄積された感情のエネルギーが流れ、心にゆとりができた、あるいは自分の呼吸のペースをつかむことができた、あるいは焦点を自分に戻すことができた(センタリング)、のではないかと思います。

このセンタリング、私もできていません
人がどうしたこうした、あ~だこ~だとばかり考えていて、中心が自分になく、意識が漏れているのです。

いかんいかんとおへそのちょっと下(丹田)に意識を戻しますと、まず頭のおしゃべりが止まります。
そして、外にもれていたエネルギーが自分に戻ってくるのを感じます。
やはり中心は自分にないとダメですね。出発点は自分です。

このストレッチ、(営業しちゃいましたけど)カナロアのものでなくても何でもいいと思います。
今、本屋さんに行くとDVD付きで1000円くらいで売っていますよね。
私はいろいろ試して「自力整体法」をお勧めしたいです。
ヨガよりは日本人向きかなと思います。
マッチョなおじ様(たぶん偉い先生です)が誘導してくれます。

お家で自分の体と向き合うための時間を週一回でもいいのでお取り下さい。

体はそれにきっと応えてくれますよ