先日4月9日、八女茶手もみ技術研究会主催により、お隣りの黒木町で第26回手揉み競技大会が行われました。選手3人1組でチームを作り、八女郡、八女市、筑後市から14チームが参加。星野村からも選りすぐりの3名が出場しました。
蒸したお茶の葉を、焙炉(ほいろ)と呼ばれる茶揉み用の台の上で揉んで撚りをつけていく作業手順は大まかに分けて「下揉み(したもみ)」と「仕上げ揉み(しあげもみ)」の2つ。その中でさらにいくつかの工程があり、それぞれに力の入れ具合、手さばきが変わってきます。作業時間は約5時間で、約3kgの生葉から出来上がるお茶は約400g。・・・かなりの重労働です。
手揉みで出来上がったお茶がこちら。細長い針のように仕上ってます。
結果のほうは星野チームは団体2位、個人でも3位入賞。あと一歩ですごく惜しかったです。優勝は強豪矢部村チームで秋の静岡で開催される全国大会出場の切符を手に入れました。
この手揉み製茶はゴールデンウィーク中、茶の文化館でも実演が行われます。匠の技をぜひ見にきてくださいね!
〔くり〕