細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

ロードムービー

2008-12-01 20:40:49 | 読書メモ た行
ロードムービー   著者 辻村 深月   

《内容》
誰もが不安を抱えて歩き続ける、未来への“道”。子どもが感じる無力感、青春の生きにくさ、幼さゆえの不器用…。それぞれの物語を、優しく包み込んで真正面から描いた珠玉の三編を収録。涙がこぼれ落ちる感動の欠片が、私たちの背中をそっと押してくれます。はじめましての方にも、ずっと応援してくれた方にも。大好きな“彼ら”にも、きっとまた会えるはず
        (紹介文より)



―――見上げるときれいに雨のやんだ空から、眩しいほど強い光が頭上に降り注いでいた。

誘拐児

2008-12-01 20:40:26 | 読書メモ さ行
誘拐児    著者 翔田 寛

《内容》
終戦翌年の誘拐事件。身代金受け渡し場所、闇市。犯人確保に失敗。そして十五年後、事件がふたたび動き出す―。人間の非情と情愛を見つめる魂の物語。第54回江戸川乱歩賞受賞作。
               (紹介文より)
    

―――痩せて干からびたみたいに縮んだ姿を目にして、正直言って、生まれて初めてお袋が哀れだと思った。
 年頃の時分には、恥ずかしいみっともないお袋だと思ったのに。
 病院からの帰り道、お袋がほんの少しだけでも長生きできますようにと、良雄は真剣に祈ったのだ。
 一生に一度きりのお願いだからと、何度も、何度も。


―――世の中には、鬼がごまんといるのに、仏のほうは、ほんの雀の涙しかいない。そうでしたよね。
(中略)
鬼と仏は別々じゃないってことさ、鬼と仏が同居したもの、それが人間なんだ。

お茶の淹れ方教室

2008-12-01 12:37:33 | お茶・海苔のこと

組合のほうから、小学校で『お茶の淹れ方教室』があり、「お手伝い」を、と、いうことで

 久しぶりの教室。かわいいね。

 

準備万端。

 しっかり聴いてます。

 お茶菓子を食べながら・・

 お茶を飲んでいない人が多かったことに、ショック。でもこの教室で学んだことが、「お茶を飲む人」に繋がっていくといいと思う。

なんといっても、家族団らんの時にお茶(日本茶)を飲んで欲しい。