細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

日日是好日

2010-08-22 08:03:38 | 読書メモ ま行
日日是好日   著者 森下 典子

《内容》
五感で季節を味わうよろこび。週に一回「お茶」の稽古に通ううち、気がつけばもう25年。「失恋」「父の死」「コンプレックス」・・・。辛い季節を「お茶」とともに乗りこえた、感動の成長ヒストリー。
             (紹介文より)

研修旅行

2010-08-21 16:32:20 | 散歩・旅  九州

6月20日・21日で研修旅行がありました。

釜入り茶の見学です。 ずーっと

 寒かった~

 

 

 寒かった~ カステラです。ご馳走様でした。

釜入り茶の工場です。外は

       部屋が寒かった。

九重夢大吊橋

     

 宇佐神宮 八幡様の総本宮です。

参道のお店が三分の一くらいになってしまったそうでどこも不景気なんでしょうか

 

 飛行機の中から撮った富士山 

 

 

 

 

 


片想い橋-町火消御用調べ   稲葉 稔

2010-08-21 14:49:51 | 読書メモ 

《内容》
八丁堀を臨む橋の近くで、搗米屋の娘・お駒が殺されているのが見つかった。お駒の遺骸を置いて逃走した男が目撃され、許婚の正吉と判明。町方も彼を下手人として追い始める。定町廻り同心の川辺より、探索の助を頼まれた火消しの直次郎は、ほどなく正吉を見つけ出すのだった。だが、お駒殺しを否定する正吉と病床の母親に同情した直次郎は、彼を匿い、真の下手人探しを始める―。義理と人情溢れる火消したちの真っ直ぐな姿を描く、傑作書き下ろし時代長篇。
               (紹介文より)

K


孤愁ノ春  佐伯泰英

2010-08-21 12:52:26 | 読書メモ 
《内容》
桜の花が咲き、江戸が晩春に移ろう頃、佐々木磐音とおこんは小梅村にある両替商・今津屋の御寮で静かな日々を送っていた。老中田沼意次の配下が昼夜を分かたず御寮を監視していたが、やがて磐音を狙う刺客が現れ…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第三十三弾。
(紹介文より)

K

パラドックス13   東野圭吾

2010-08-20 23:51:58 | 読書メモ 

《内容》
13時13分からの13秒間、地球は“P‐13現象”に襲われるという。何が起こるか、論理数学的に予測不可能。その瞬間―目前に想像を絶する過酷な世界が出現した。なぜ我々だけがここにいるのか。生き延びるにはどうしたらいいのか。いまこの世界の数学的矛盾を読み解かなければならない。
           (紹介文より)

K


自分の始末  曽野綾子

2010-08-20 22:00:25 | 読書メモ さ行
《内容》
人は老年をいかに生きるべきか、また、人生のあらゆる場面において、自分の「始末」を、どうつけながら生きていくべきか、を問う作品。「人にしばられず自分を縛らない生き方」に続く、今こそ知るべき、時代の要請たる生き方の極意を、著者のこれまでの膨大な作品から抜粋して編んでいく。
          (紹介文より)

☆☆☆☆
―――「してくれない」を連発する年寄りはいくらでもいる。

―――予測し、分類し、不必要なものは捨て、一つずつ片付けていく。完全を望まない。料理と旅はその訓練を人間にしてくれるから、精神が錆びつかないのである。

―――内心はどうであろうとも、明るく生きて見せることは、誰にもできる最後の芸術だ。地獄に引きこまれそうな暗い顔をしてグチばかり言い、決して感謝をしない老人に親切にすることは、そうとう修行した人でないとできにくい面もある。優しくしてもらいたかったらまず自分が明るく振る舞って見せることだ。

すれ違う背中を

2010-08-20 19:09:40 | 読書メモ な行
《内容》
「過去」の背中に怯える芭子。「堀の中」の体験をいまだ不用意に口走る綾香。しかしやっと、第二の人生が、ここ谷中で見えてきた二人だった。コトが起こったのはちょうどそんな頃。二つの心臓は、すれ違った彼らにしばし高鳴り、しばし止まりかけた。ムショ帰りコンビのシリーズ、大好評につき第二弾。
             (紹介文より)

☆☆☆☆☆
―――結局、たとえどんな一日を過ごしたとしても、人は食べて、寝て、翌日を迎えるのだ。そしてまた、違う日を過ごす。ほとんど代わり映えがしなくても、まったく同じ日というものは二度とない。いくら思い煩うことがあっても、翌日にはまた違う日になり、そうして否応なしに時は流れて、何かが積み重ねられていく。自分たちに出来ることは、流れに身を任せることだけだ。そうするうちに、いつか何かが見えるかもしれない。
今日は今日で、おしまい。そしてまた、違う日がやってくる。

三人暮らし  群 ようこ

2010-08-19 20:23:19 | 読書メモ ま行
《内容》
マサミ、25歳。そろそろ家を出たいけど、母親がうるさくて踏ん切りがつかない。そんなとき、高校時代からの友人ミホからハウスシェアをもちかけられた。ミホの同僚リョウコも誘い、築26年の一戸建てで始まった三人暮らしは、家事分担も近所づきあいも、はじめてのことばかり―。幸せな暮らしを求めて、同居することになった女性たちが紡ぐ夢と現実。いろいろあるけど、ちょっと羨ましい十の物語。
             (紹介文より)

☆☆☆☆☆
三面鏡って、若い頃の自分を映しているときは、あんなにうれしかったのに、この歳になると歳をとった姿が三倍になるから、いやなものだわ。

あの日にかえりたい  乾 ルカ

2010-08-19 19:22:25 | 読書メモ あ行
《内容》
「できることなら、俺はあの日に帰りたい。帰りたいんだ。帰って女房を…」車いすの老人が語った言葉の真意とは―表題作ほか、時の残酷さと優しさ、そして時空を超えた小さな奇跡と一滴の希望を描く、著者渾身の6篇。
        (紹介文より)

☆☆☆☆☆
―――時は、きらめくものを奪い去って、代わりに要らないものばかりを残してゆく

凍裂  喜多由布子

2010-08-19 17:30:44 | 読書メモ か行
《内容》
美人料理研究家・水原睦子(50歳)が、義父の通夜の後、夫・勝一(57歳)を包丁で刺し殺そうとした。ショッキングなニュースが社会面を賑わせる睦子を知る人物は首を傾げるが、彼女は容疑を認めている。いったい水原家に何が起きていたのか。根深く広がる問題「モラル・ハラスメント」をテーマにすえた、社会派家族小説。
             (紹介文より)

☆☆☆☆☆
―――だいじょうぶよ。だれも最初から親じゃないわ。子育てしているうちに、親にしてもらうんだから。

―――なぜなら、子どもは親の人生に責任を負うことはないからだ、ってさ。人は自分自身と、自分の子どもが二十歳になるまでの時間に責任を持てばいいそうだよ。

―――問題を履き違えると、解決できる問題も上手に処理できなくなる。

―――心ないことばで被害者が再び傷つくことはあってはならない