この日のオープニングはフィギュアスケートの話題。
4回転ジャンプに注目が集まる昨今、中丸くんはジャンプが出来る、出来ないで評価がわかれて
芸術点軽視になっていったりしないのか心配と言う。
いえてる。
ジャンプにばかり重きを置きすぎると競技者生命を縮めそうで、そういう方面も気になる。
さて、237回目の「まじっすか」はパティシエ企画16弾。
家作りの最終シミュレーションで、大きなお菓子作りに挑む。
作りたいのは、家の壁部分にあたる横幅1メートルのクッキーだが、
いつも指導してくださるトップパティシエさえ、そんな大きいクッキーを焼いたことがない。
割れを防ぐため小麦粉の比率を増やすことにして用意した材料は
小麦粉14キロ、バター3.5キロ、卵70個・・・。
これらを機械でかきまぜ、寝かせて生地を作ったものの、
大量の生地を均一に伸ばすことができない。
さすがにこの方法は現実的ではない(今まで気が付かなかったのか?脚本か?)
ということで、一枚板の壁はやめ、レンガ大のクッキーをならべることに変更。
今度はたくさんのクッキーを作らなくてはならないため、料理学校の生徒さんにも
お手伝いしてもらう。レコールバンタン様、全面協力である。
板状クッキーを鉄板に敷き詰め、ココアクッキーで窓枠を作り、オーブンに入れること一時間。
煉瓦の壁が焼き上がる。
小麦粉を多くしたのでやや硬めだが、ちゃんと食べられる。
次に作るのは巨大マシュマロの雪だるま。
こちらも、重さでつぶれないようゼラチンを多くして冷やし硬め、
2つのボールを合体させて球体を作る。
いちばん大きいボールで胴体、ひとまわり小さいボールで頭部を作り、
マシュマロで作った目鼻をつけて帽子をかぶせる。
頭と胴体のバランスが悪くて倒れそうなので、頭を小さくするとか
検討事項はあるけれど、完成品の予想はついた。
いよいよ次は本番の『お菓子の家』だ。
中丸くんの報告によると、当初は食べられるものだけで作る予定だったが
木や金具は使うことになるそうだ。
そりゃあ、雪だるまの芯に割り箸入れるだけでもずいぶん違うと思うよ。
1年3か月の長期プロジェクト、それも中丸くんの得意なスイーツ企画の集大成だ。
会心作めざしてがんばって!!