爪半月が消えていく

けさ、通勤電車でぼんやりと自分の手の指先を見ていて、

あれ？
爪の白い部分が薄くなっているな。と思った。
爪の付け根の白い半月の部分、
以前はもっとくっきりした半月だったのに、親指なんてほとんど
消えかかっている。

どうしたんだろう。
体調が悪いと爪の色に出ると言うが、もしかして健康状態と関係があるのだろうか。

心配になったので、職場に着くなりネットで調べてみた。仕事しろよー。

爪の付け根の白い部分は、見た眼のとおり「爪半月（つめはんげつ）」という名で
作られたばかりの新しい爪なのだそうだ。

爪半月は幼児の頃は少なく、２０歳前後で最大になる。
その後徐々に低下して、５０歳を過ぎた頃から急速に減少する、と書いてある。

はあ～、そ、そうなのか。
５０歳過ぎたら急速に減少するのか。

そりゃ薄くなって当然だ。

順当に年を取っているということだ。

病気の兆候でなくてほっとしたけど、なんだか寂しかった。