温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のいよいよ還暦ブログ。

白と黒の芸術

2022-09-13 23:35:09 | 中丸雄一くん
9月10日土曜日の「旅サラダ」、
中丸くんの訪問先は鹿児島県日置市美山、
伝統工芸品「薩摩焼」の工房からであった。

薩摩焼というので、美術館の館長さんか誰かが
案内してくれるのかと思ったら、沈壽官さんが出ていらしたので
思わず、テレビの前で
歓声を上げてしまった。
まさが薩摩焼の最高峰がじきじきに中丸くんを出迎えてくれるなんて
素晴らしい番組だよ、旅サラダ。

工房の「ろくろ形成室」では、ろくろをふみながら
湯呑の底を削る作業を体験。
沈壽官さんやその息子さんと穏やかに会話をする一方で、
作業のときはためらいなく
すっと刃先を入れる。
中丸くんの温和さと大胆な鋭さの双方が見られるから
伝統技術に挑戦する企画、大好きなのよね。

月曜日にアップされたYouTubeには
湯呑のふちを削る作業に挑戦している様子があがっていた。
糸ぞこを削るところまではオンエアされていたのだが
そのあと続けて、さらに難度の高いことをしていたみたい。

お手本もほぼなしで、じゃあフチのほうも削ってみようって
流れになったということは
“筋が良い”と思ってもらえたのだよね。
先生は、何も教えていなのに削るときの姿勢ができているとほめてくださっていた。
「削り」の出来には触れられなかったが、
姿勢がよけれが技術もすぐに上がるもんね。陶芸の素質ありだよ。

グルメの紹介も良いけど、
中丸くんの手作業、もっとじっくり見たかったな。
「なかまる印」で全国の伝統工芸探訪とか、
各地の陶磁器の窯元巡りとか
シリーズ化してくれないかしら。
コメント
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