温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のいよいよ還暦ブログ。

マイクを買いに。

2022-09-06 23:51:00 | 中丸雄一くん
9月4日、中丸くんの誕生日にあがったジャにのちゃんねるの動画は
中丸くんがマイクを買いに行く企画であった。
と言っても自分のためのものではない。
以前、「ジャにの」の悩み相談電話コーナーに、
ボイスパーカッションのコツを質問してきた子がいて、
中丸くんは、マイクを通した音を録音して自分で聞いて
繰り返し練習するのが良いと言っていた。
そこから、まだ子供だからじゅうぶんな機材を持っていないよね、
買ってあげたいよね、という展開になり
中丸くんがその子にマイクを買ってあげることになったのだ。

Jr. の子にお年玉をあげるとか、食事に行くとかの交流を持たない姿勢を
貫いている中丸くんが、面識のないJr.に贈り物をすることは
ジャにのちゃんねるがなければ、まず実現することはなかっただろう。
中丸くん自身の新たな発見につながりそうな画期的なことである。

そして今回、
楽器屋さんでマイクやアンプ等を品定めする動画があがった。
二宮経理はほかの仕事があったようで、中丸くん、山田くん、菊池くん3人での
お買い物だった。
3人の服装からすると、買い物をしたのは
留守電お悩み相談の回(4月17日)と同時期に見える。善は急げだ。
ただなんていうか、今回の動画、
いささかひっかかるところがあった。というのは
慎重にマイクを選ぼうとする中丸くんと、同じ買うなら良いものを買おう(買わせよう?)と
気負う後輩たちに齟齬があるのだ。

自分がビートボックスを始めた頃、マイクもアンプも
良いものは買えなかったと話す中丸くんに、
菊池くんが「そういう思い(後輩に)させたくないっすね。」と言うと
それに対して中丸くんは相槌を打たなかった。
あからさまな誘導を牽制した感じがあった。
たしかに不自由な思いをさせないほうが良いこともあるし
あえてさせたほうが良いケースもある。判断の難しいところだ。

さていよいよマイク選びの段になり、実際にアンプにつなげて音を出してみる。
店員さんが選んできた3本のマイクの
一本目は一万円程度の、音楽スタジオに置いてそうな一般的な感じのマイク。
2本目はその倍ぐらいの値段。ライブで使っているのはこのあたりのランクなのだろうか。
そして3本目は6万円を超えるお高いマイク。
一本目のから順番に中丸くんの奏でるビートボックスを聴き比べてみると、
値段の差ってこんなに出るのか!?
私のようなど素人がパソコンを通して聴いても、
あきらかに音の違いがわかる。音のきれいさがまったく違う。
3本目のは間違いなく良いマイクだ。
だがこれ、ビートボックスの技術のある人が使うから良さが出るのでは?

店員さんの説明によると、これは特殊なマイクで、
口に近づけても音がこもりにくいし、離しても音が変わりにくい。
距離による音の差が出ないのが特徴だという。
ということは、
へたくそな音を出してもマイクが上手に拾ってくれて
きれいなビートボックスに聞こえるんじゃないの?
マイクの性能に頼って、自分で音を出す工夫をしなくなったりしない?

そんな意味で中丸くんは、このマイクはボイパをには向かないと言ったのだと思うが
菊池くんは6万円に日和っていると決めつける。
ちょっと失礼だ。
確かに中丸くんはどケチ、いや、財布のひもが固いが、これに関しては
6万円出すのがイヤなのでなはく、
練習用に適しているかどうかを真剣に考えているのだと思うぞ。
Youtube動画としては高額の買い物のほうが盛り上がるし、見せ場を作る演出であることは
理解しているが
弟たち、もうちょっとビートボクサーゆっち兄の意見を
尊重してくれてもよかったんじゃないかな。

いろいろ思案した結果、最終的にいちばん高いマイクを買うことに落ち着き
アンプやケーブルも入れると総額9万円強の買い物になった。
「何するカトゥーン」でKAT-TUNメンバーとプレゼント交換をしたときさえ
ボーリング大会の賞品みたいなものを用意していた中丸くんが
こんな高額なものを買う決断をするとは、ジャにののちからはすごい。

ただ、高いのを買うって決めたのは中丸くんだから
それでいいんじゃないの、と素直に思えないのは、
中丸くんが6万円のマイクを選んだのは、本意ではないんじゃないかという
気がするからだ。
本心は練習用のマイクを選びたかったが、Youtubeのバラエティー的な要素も
考えて、落としどころをみつけたんじゃないだろうか。
そんな譲歩を感じてしまったので、後輩のボイパを手助けするはずの企画が
中丸くんの高額買い物企画にだんだん趣旨がずれていったのが残念だった。

楽器は最初から高いものを使って練習したほうが上達が早いそうだ。囲碁も
初心者のこときから高い碁石を持つのが良い。料理の包丁もそうと聞く。
ではビートボックスはどうなのか。早いうちから高性能のマイクを持つのがよいのか
スタンダードなマイクで音ムラ経験しながら練習を積むのが良いのか。
バラエティ番組にゲストで呼ばれたときなどに、中丸くんが「ボイパやって」と
急に言われて、スーツの襟のピンマイクでボイパをしている時がある。
どこでどんなマイクを使ってボイパを披露する機会があるかわからない。
ということを考えると、やはり練習用には、2番目のマイクが最適だったのだろうな。
相手の年齢を考えると余計にね。

でもまあ、考え方によっては、練習にはこれが良いから。って
2番目のマイクをあげたら、一生懸命ボイパやらなきゃ!って
プレッシャーを与えてしまうかもしれないし
中丸くんの言うように、最悪ポイパでなくてもいい、
これが何かを頑張るきっかけになってくれれば、という気持ちなら
思い切って高いものを贈るのが正解だったのだろう。

ジャにのちゃんねる視聴者に向けてがっつりとビートボックスを披露し、
KAT-TUNファンも見たことがない太っ腹なところを見せ
後輩にプレッシャーをかけちゃいけないと言いつつ
最後の最後に「丸岡君、10万円です。」と最大級の圧をぶち込む、
転んでもただは起きない中丸くんはやはり無双の帝王であった。







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