ツーリング四日目の朝は曇り空です.
今日は,R398からR324にでて,平泉周辺を散策してから厳美渓の近くの宿にとまる予定です.
天気予報では雨が降るようなことをいっていましたが,走行距離は70kmくらいしか無いので,まぁ,多少は雨が降ってもいいかな.
9時ちょっと前に出発です.
高台にあるホテルから,志津川をとおってR398に入ります.
南三陸町に「さんさん市場」というのがあるよって,教えてもらっていたのですが気がついたときには通り過ぎてしまってました.
多分ピンク色のノボリが沢山立っていたところだとは思うのですが..
やっぱり,Uターンしてさんさん市場よるんだったかな.ちょっと後悔です.
交通量の少ないR398をスイスイとバイクは進んでいきます.
平泉までは途中に寄るところもないので,2時間弱でついてしまいそうです.
結局,最初の目的地の毛越寺についたのは10:30くらいでした.
毛越寺と言えば庭園です.
浄土庭園の池の周りをぐるっと回ります.
本堂の近くにあった松の木です.洞に焦げたあとがあります.何があったでしょう?
開山堂です.
遣水付近からみた浄土庭園です.
遣水の流れです.
常行堂です.
常行堂と遣水の間にあった地蔵菩薩さん.なんだか,表情に惹かれてしまいました.
となりの観自在王院跡にも立ち寄ります.ここは自由に池の周りを歩くことが出来ます.
さて,駐車場にもどります.平泉には「るんるんバス」という主要な見所を巡回するバスがあります.
このバスを使って見て歩こうかとも思ったのですが,バス停には長い行列ができているし,バスも結構混んでいるので歩いて回ることにします.
とはいっても,毛越寺は平泉エリアの端っこなので真ん中あたりの平泉文化遺産センターにバイクを移動します.
ここにバイクを止めて,中尊寺まで歩くことにしました.
文化遺産センター見学した後.徒歩5分弱程度で,中尊寺の入り口に到着しました.
最初の急な月見坂を越えればあとはきつくありません.
月見坂を登ったところで一休みです.桜がきれいです.
中尊寺の本堂にでました.人が沢山です.
本堂脇の入り口に桜が生けてありました.屏風絵の風景とマッチしてます.
ちょっと場にそぐわない気がするチューリップですが,散っていく桜の花びらにアクセントとなってました.
目に御利益のある薬師堂の脇にある池になにやらコクーンの様な物体が沢山あります.
きっと沢山の人に聞かれるのでしょう,「クロサンショウウオのタマゴです」という張り紙がありました.
程なく,金色堂の前に出ました.ここから先は有料です.
チケットを買って,金色堂にむかいます.
中尊寺での一番の見所ですがラッシュアワー並の混雑です.落ち着いてみるどころではありません.
これならNHKのドキュメンタリーでも見た方がましです.
ということで,800円も払いましたが,とっとと抜けだしてしまいました.
こちらは旧覆堂のなかです.金色堂があった場所には柱が立っています.
近くには有名な芭蕉像と「五月雨の降のこしてや光堂」の句碑がありますが,みんな寄ってたかって芭蕉像と記念写真とっているので素通りします.
次は造形がすばらしい能舞台です.
弁財天堂です.池に浮かぶ桜の花びらがきれいです.
中尊寺の一番おくに「かんざん亭」という休憩所があります.
メニューを何気なく見ると,「自然薯そば」というのに心惹かれてしまいました.
粘りけの強い自然薯とお蕎麦がいい感じです.メカブもついていてお好みで入れてくださいとのことでした.
かんざん亭をでたところに山口青邨の句碑があります.
あまり注目されていませんでしたが,「人も旅人われも旅人春惜しむ」です.
なんだか芭蕉の奥の細道の冒頭の一節を連想してしまいました.
平泉の見所としては,他にも義経堂とか芭蕉の「つわものどものゆめのあと」句碑などもあるのですが,以前きたときに見ているので,今回は少し離れた達谷窟毘沙門堂というところに向かうことにします.
文化遺産センターにおいたバイクにもどって,県道31号を厳美渓方向に向かいます.
のどかな風景の中をのんびり走って20分位で達谷窟に到着です.
鳥居をくぐって最初に目に入るのは,岩にめり込んでいるというか,沢山の柱で岩を支えているような本堂です.
こちらは全景です.
本堂の反対側には岩面大佛があります.顔しかのこっていませんが,胸から下が明治時代の地震で崩落してしまったそうです.
姫待不動堂というのがあります.そういえば,県道31号沿いには姫待滝というのもありました.なんだか悲しい物語がありそうです.
平泉の観光はこれで終了です.このあとは今日の宿に向かいます.
今日の宿です.3時半頃についてしまいました.
バイクは,最初に駐車場にとめたのですが,宿の人が親切に屋根のあるところ止めてねっていってくれました.
宿のロビーに展示してあった小さな鯉のぼりです.なんだかかわいらしい展示です.
さて,部屋で一休みしてから定番の厳美渓をみてあるきます.
なんだか,水量がとってもおおいです.
名物のお団子屋さんは,黄色い旗がでています.本日のお団子は売り切れですね.
厳美渓の遊歩道脇の池というか水たまりの大きいモノのようなところに,桜がちっていました.
遊歩道をぐるっと歩いて5時ごろ宿に戻ました.しばらく休んだ後にお風呂に入ることにします.
最初は空いていたのですが,湯船に浸かっていると団体さんがどーっと入ってきて,カランも湯船もいっぱいになってしまいました.
ゆっくり浸かる状態でもないので,そそくさと風呂から上がり,缶ビールを飲みながら夕食まで過ごすことにします.
何泊も旅館をとまりあるいていると,同じパターンの夕食にもちょっと飽きてきました.
お刺身,天ぷら,茶碗蒸し,固形燃料モノ...なんとかならないのかなぁ.
今日の宿の夕食は,固形燃料モノのハリハリ鍋に,天ぷらはエビしんじょう揚げ物,茶碗蒸しはフカヒレあんかけとちょっと変化があって助かりました.
それでも,お刺身には手をつける気もおきませんでした..もったいないなぁ.
もっとシンプルな食事でいいんだけど..お刺身とかないと文句いうお客さんもいるのかなぁ.
食後に宿の外を見ると雨が降ってきました.天気予報によると,明日は大雨のようです.
まぁ,朝から雨ならしょうがないかな.
お休みなさい.
温泉メモ
無色透明なお湯です.
泉質は,ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉です.
ちょうど良い湯加減です.でも,団体さんで満員でゆっくり疲れなかったので実はあんまり印象残ってないです.
さて,今日のシャンプーは,よくある馬油でした.そういえば,今回のツーリングで炭には出くわしてないな.
今日は,R398からR324にでて,平泉周辺を散策してから厳美渓の近くの宿にとまる予定です.
天気予報では雨が降るようなことをいっていましたが,走行距離は70kmくらいしか無いので,まぁ,多少は雨が降ってもいいかな.
9時ちょっと前に出発です.
高台にあるホテルから,志津川をとおってR398に入ります.
南三陸町に「さんさん市場」というのがあるよって,教えてもらっていたのですが気がついたときには通り過ぎてしまってました.
多分ピンク色のノボリが沢山立っていたところだとは思うのですが..
やっぱり,Uターンしてさんさん市場よるんだったかな.ちょっと後悔です.
交通量の少ないR398をスイスイとバイクは進んでいきます.
平泉までは途中に寄るところもないので,2時間弱でついてしまいそうです.
結局,最初の目的地の毛越寺についたのは10:30くらいでした.
毛越寺と言えば庭園です.
浄土庭園の池の周りをぐるっと回ります.
本堂の近くにあった松の木です.洞に焦げたあとがあります.何があったでしょう?
開山堂です.
遣水付近からみた浄土庭園です.
遣水の流れです.
常行堂です.
常行堂と遣水の間にあった地蔵菩薩さん.なんだか,表情に惹かれてしまいました.
となりの観自在王院跡にも立ち寄ります.ここは自由に池の周りを歩くことが出来ます.
さて,駐車場にもどります.平泉には「るんるんバス」という主要な見所を巡回するバスがあります.
このバスを使って見て歩こうかとも思ったのですが,バス停には長い行列ができているし,バスも結構混んでいるので歩いて回ることにします.
とはいっても,毛越寺は平泉エリアの端っこなので真ん中あたりの平泉文化遺産センターにバイクを移動します.
ここにバイクを止めて,中尊寺まで歩くことにしました.
文化遺産センター見学した後.徒歩5分弱程度で,中尊寺の入り口に到着しました.
最初の急な月見坂を越えればあとはきつくありません.
月見坂を登ったところで一休みです.桜がきれいです.
中尊寺の本堂にでました.人が沢山です.
本堂脇の入り口に桜が生けてありました.屏風絵の風景とマッチしてます.
ちょっと場にそぐわない気がするチューリップですが,散っていく桜の花びらにアクセントとなってました.
目に御利益のある薬師堂の脇にある池になにやらコクーンの様な物体が沢山あります.
きっと沢山の人に聞かれるのでしょう,「クロサンショウウオのタマゴです」という張り紙がありました.
程なく,金色堂の前に出ました.ここから先は有料です.
チケットを買って,金色堂にむかいます.
中尊寺での一番の見所ですがラッシュアワー並の混雑です.落ち着いてみるどころではありません.
これならNHKのドキュメンタリーでも見た方がましです.
ということで,800円も払いましたが,とっとと抜けだしてしまいました.
こちらは旧覆堂のなかです.金色堂があった場所には柱が立っています.
近くには有名な芭蕉像と「五月雨の降のこしてや光堂」の句碑がありますが,みんな寄ってたかって芭蕉像と記念写真とっているので素通りします.
次は造形がすばらしい能舞台です.
弁財天堂です.池に浮かぶ桜の花びらがきれいです.
中尊寺の一番おくに「かんざん亭」という休憩所があります.
メニューを何気なく見ると,「自然薯そば」というのに心惹かれてしまいました.
粘りけの強い自然薯とお蕎麦がいい感じです.メカブもついていてお好みで入れてくださいとのことでした.
かんざん亭をでたところに山口青邨の句碑があります.
あまり注目されていませんでしたが,「人も旅人われも旅人春惜しむ」です.
なんだか芭蕉の奥の細道の冒頭の一節を連想してしまいました.
平泉の見所としては,他にも義経堂とか芭蕉の「つわものどものゆめのあと」句碑などもあるのですが,以前きたときに見ているので,今回は少し離れた達谷窟毘沙門堂というところに向かうことにします.
文化遺産センターにおいたバイクにもどって,県道31号を厳美渓方向に向かいます.
のどかな風景の中をのんびり走って20分位で達谷窟に到着です.
鳥居をくぐって最初に目に入るのは,岩にめり込んでいるというか,沢山の柱で岩を支えているような本堂です.
こちらは全景です.
本堂の反対側には岩面大佛があります.顔しかのこっていませんが,胸から下が明治時代の地震で崩落してしまったそうです.
姫待不動堂というのがあります.そういえば,県道31号沿いには姫待滝というのもありました.なんだか悲しい物語がありそうです.
平泉の観光はこれで終了です.このあとは今日の宿に向かいます.
今日の宿です.3時半頃についてしまいました.
バイクは,最初に駐車場にとめたのですが,宿の人が親切に屋根のあるところ止めてねっていってくれました.
宿のロビーに展示してあった小さな鯉のぼりです.なんだかかわいらしい展示です.
さて,部屋で一休みしてから定番の厳美渓をみてあるきます.
なんだか,水量がとってもおおいです.
名物のお団子屋さんは,黄色い旗がでています.本日のお団子は売り切れですね.
厳美渓の遊歩道脇の池というか水たまりの大きいモノのようなところに,桜がちっていました.
遊歩道をぐるっと歩いて5時ごろ宿に戻ました.しばらく休んだ後にお風呂に入ることにします.
最初は空いていたのですが,湯船に浸かっていると団体さんがどーっと入ってきて,カランも湯船もいっぱいになってしまいました.
ゆっくり浸かる状態でもないので,そそくさと風呂から上がり,缶ビールを飲みながら夕食まで過ごすことにします.
何泊も旅館をとまりあるいていると,同じパターンの夕食にもちょっと飽きてきました.
お刺身,天ぷら,茶碗蒸し,固形燃料モノ...なんとかならないのかなぁ.
今日の宿の夕食は,固形燃料モノのハリハリ鍋に,天ぷらはエビしんじょう揚げ物,茶碗蒸しはフカヒレあんかけとちょっと変化があって助かりました.
それでも,お刺身には手をつける気もおきませんでした..もったいないなぁ.
もっとシンプルな食事でいいんだけど..お刺身とかないと文句いうお客さんもいるのかなぁ.
食後に宿の外を見ると雨が降ってきました.天気予報によると,明日は大雨のようです.
まぁ,朝から雨ならしょうがないかな.
お休みなさい.
温泉メモ
無色透明なお湯です.
泉質は,ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉です.
ちょうど良い湯加減です.でも,団体さんで満員でゆっくり疲れなかったので実はあんまり印象残ってないです.
さて,今日のシャンプーは,よくある馬油でした.そういえば,今回のツーリングで炭には出くわしてないな.