友引の日は、お通夜はお勤めされますが、ご葬儀はお休みになります。
友引は、友を引くということで、縁起が悪いとされ火葬場はお休みになるからです。
しかし、浄土真宗では、友引などの迷信は信じてはいけないとされています。
最近は、友引でも火葬場がやっています。
しかし、それは、迷信を信じないというよりも、亡くなる方が多く、
友引の日の前後、火葬場が混雑してしまうためだと思われます。
阿弥陀如来様は、常に、私たちを救うために、見守り続けて下さっています。
仏様に護られている、私たちが、迷信を気にするのは、仏様の救いを疑っていることになります。
本日、友引の日の火葬場に、葬儀でお参りさせて頂きましたが、とても、空いていました。
やはり、友引で葬儀をされる方は、少ないのです。
仏教では、死は、けっして、縁起が悪いとか、不幸なことではありません。
死は、誰にでも平等に自然なことです。
阿弥陀如来様に護られている私たちは、友引で葬儀をされてもまったく、気にしなくてよいのです。
もちろん、友引に法事をされるのも良いのです。