皆様、こんばんわ!
先ほど、無事に帰ってまいりました、最近は、地震が多く、心配しております。日本は、地震大国ですから、いつ、どこで、地震があっても不思議ではないようです。しかも、予測が難しいのですから、困ったものです。昨晩、私、地震の前に、ふと目が覚めて、何だか、地震がきそうな気がすると思ったら、本当に、地震がきてびっくりしたのですが、あれは、夢だったのか?先ほど、夕ご飯に、娘にその話をしたら、私もそうだったのと話してました、親子だからでしょうか。私、予測出来たのだろうか?
私たちの、いのちも予測が出来ません。明日生きているという保証はどこにもありません。お寺は、毎日、ご法事のご予約を頂きます。気が早い方は、来年の予約を頂くことも珍しくありません。「それでは、ご住職、宜しくお願いします!」「はい、承知致しました」と当然、有難くお受けするわけですが、心の中で、「お互いに無事に生きていればね」とつぶやいてみます。それは、お互い生きている保証はどこにもないからです。事実、法事のご依頼を頂いたご本人が、法事の前に、亡くなったということもあります。それは、嫌な話ではなく事実なだけです、これが、諸行無常です、世の中のすべてのものは、移り変わるのです。
阿弥陀如来は、お浄土に私たちをお救い下さるという法話をしても、それは、遠い未来の話として、聞いている方がほとんどです。そして、法話をしている私自身も同じです。しかし、それは、遠い未来の話ではなく、今の話です。明日も生きていたら、それは、とても、有難い幸せなことです。毎日を、そう思いながら生きている方は、幸せな人生です。毎日の積み重ねが人生ですから、どのように思うか、感じるかで人生だいぶ変わってきます。「ああすればよかった、こうすればよかった」「いつか、あれをしよう、これをしよう」毎日、そう思って生きていると、必ず、後悔します。「いつか」は、ありません。生きているのは、「今」だけです。