Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

ベルリオーズ その4

2005年09月08日 | 音楽
オランダとドイツに出かけていました。
ちょっと間があいてしまいました。

さて、買い物小僧さんがとても興味深い指摘をしてくださいました。
ベート-ヴェンの音楽とベルリオーズの音楽は100年くらい
隔たっている感じがするが、実はほぼ同年代ということです。

音楽の出発点が違うことがまずひとつでしょうか。
ベートーヴェンはピアノをお父さんに厳しく教えられました。
一方ベルリオーズは、家にあったお父さんのフルートとギターで独学したのみ。

興味の対象も主にオペラや劇ですから、クラシック音楽には
あまり触れてなかったのかもしれません。

ベルリオーズはリストに強い影響を受けたそうです。

ベートーヴェンがピアノ,室内楽にすばらしい作品を書いているのと対照的に、
ベルリオーズはピアノと室内楽曲は書いていません。

あの色彩感は作曲の形式を先に学んだ人にはかけないものかもしれませんね。

もし何かコメントがありましたら是非お願いします。