Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

歯医者さん嫌い!

2006年04月08日 | 生活
いやでも行かざるを得ないのが歯医者。

20年来お世話になっている歯医者さんは大変腕がいいし,的確に直すし,高くないと3拍子揃っているんですが、この数年、やり方が荒っぽくなってきて行くのを躊躇していました。
一時期ほかの歯医者にも行きましたが、その人は遠くに引っ越してしまったし、いい歯医者はなかなか見つかりません。それでまた戻っていって見ました。

Dr.Cは、麻酔をかけないでいつも治療していたんですよ。だから、歯の神経を抜くときも麻酔無しなので、私はのけぞりながら耐えて来ました。
でもこのごろは麻酔をかけるようになり、現代医学の偉大さに私は手を合わせ感謝したものです。

今回は数ヶ月前から歯茎が膨らんでいて、おかしいな、と思っていたところ、内側も痛くなって食べるのに支障をきたしてきたのでDr.Cの所へ。

「どうしたのでしょうね。レントゲンを撮りましょう」----
「何も異常はないけれど、おかしいですね」-----
「ちょっと注射をしますね。」
私「なにをなさるのでしょう?」
「歯茎を掃除します」

麻酔。そしてぐわーっと口を広げ、なにやらしている・・・私は感じない。どうも出血しているみたい。
そのあと例の歯を削る機械でぐわんぐわんと何かを削っている。(汗;;;)(何してるんだろう?)
「すすいでください」口をすすいで前の鏡を見たら顔にべったりと血が・・・
今度は糸を出してきて、
「怖くないですからね」
私「縫うんですか」(そりゃそうですよね、糸と針。完全に動転している)
「歯茎を切開しましたからね。閉じます」
そして完了。鏡を見たら、先ほど顔をぬぐったのにまた血が。

「これで様子を見ましょう。」そして二週間後の予約を取りました。
私「もう顔に血はついていないですね」
ドクターはニコニコして、「大丈夫」

荒療法でしたが、どうも経過は上々のようです。