Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

テロの予告?

2007年03月07日 | 生活
明日はトルコのイスタンブールに仕事で行きます。
行く前に掃除をしようと朝からがーがーと掃除機をかけていたら、
ドンドン、とドアをたたく音。

警官が物々しい口調で「出来るだけ速やかに家を出て、ここから遠ざかるように」
私「え?どうしてですか?」
警官「そこの給水塔が危ないのです」
わたし「いつまで?どこまで避難する?いったいなにが?」
警官「とにかくできるだけ早く身分証明書だけ持って家を離れるように」

とにかく家で着るぼろ服を脱ぎ捨て、ささっとお化粧をして、ハンドバックを持って、車で家を出ました。

こんな村にいったい何が?

村の中心地に(といっても500メートルくらいしか離れていない)行くと近所の人たちが集まっています。
隣のムッシューが、「給水塔を爆破するという電話があったそうだ」と。
きっといたずらだろうと思うものの、やっぱり気になる。
10分で家に帰れるかもしれないし、10時間帰れないかもしれない、なんて警官が言うんです。

時間稼ぎに散歩したりしながらまた我が家に近づく。郵便屋のお姉さんにあったら、お宅までいけないから今日の郵便渡します、といってもらいました。

私は幸いマッサージの予約をしていたので11時にそこにいって、帰ってきたらもう警察はいなくなって、うちに帰ることが出来ました。

やっぱりいたずらだったんだ!

昨日は昨日で、娘たちが行っていたインターナショナルスクールで、高校二年の男の学生が、先生を刺したと言う話を聞いたばかり。
今朝の地方紙の一面にでかでかと出ていました。

二日続けて物騒な話が身近に起こったなんてはじめてです。