Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

イスタンブール

2007年03月11日 | 生活
二泊三日でイスタンブールに行ってきました。
コンサートのためです。

19年前にもトルコに演奏旅行をしましたが、その時とは様子が格段に違っていました。ECに加入した事がやっぱり最大の原因でしょう。

相変わらず、小さなお店で客引きをしていましたが、それも相当減ったし、昔はお店に入ると、必ず、「お茶はどうか?」と誘われたのに、それも一度もなかった。

なぜか交通機関の地図がなくて、仕方がないので、タクシムから青の回教寺院(ブルーモスク)まで歩きました。
途中の商店街も、ヨーロッパの町と変わらないお店が出来ていて、若干興ざめ。でも横道に入ったら、昔ながらの、雑然としたお店や、食べ物やさんがあって、なんとなくほっとしました。

コンサート会場は新興地にあり、道路の交錯したところにあります。地下鉄の駅からそこにたどり着くのに大きな道を何本も渡り、すぐ近くに見えているのにどのように言ったらいいのかわからないくらい。

幸い時間をたっぷりとって行ったので、大丈夫でした。
しかしこのコンサートホールに車で来るお客さんは大変です。すでにイスタンブールの町自体が車であふれかえっていて、四六時中大渋滞。タクシーは映画{タクシー4}みたいに超絶技巧を使って運転しています。
実際、タクシーで帰ってきた友人たちはその顛末を話してくれましたが、正面衝突寸前でブレーキを踏み、車が前のめりになり、タイヤから煙が出たとか。

コンサート会場は響かないホールでした。ちょっと残念でしたね。