Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

サルコジ氏、大統領となる

2007年05月07日 | 生活
5月6日(日)20時、ニコラ・サルコジ53,1%、セゴレンヌ・ロワイヤル46,9%で、ニコラ・サルコジの大統領が決定した。

この数字は予想の数字であるが、確実なものであり、すでに両候補者は20時前には結果がわかっていたようだ。

20時1分には負けたロワイヤル氏が早速声明を発表した。このあと行われる国会議員選挙に向けてまた戦いを続けるとのこと。負けたにもかかわらず、ロワイヤル支持の群集が集まり、まるで、勝ったかの印象さえ与えた。
このようなことは今までの大統領選挙では見られなかった事である。女性だからだろうか?

ニコラ・サルコジは声明発表の折、直ちにロワイヤル氏に敬意を表した。責任が肩にのしかかっているからか、声明を読み上げる声にいつもに増して力がこもっていた。

コンコルド広場にはびっしりと人が詰めかけ、シャンゼリゼ通りにサルコジ氏が現れるのを待っている。