Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

フランス大統領の第一日目

2007年05月17日 | 生活
今日はサルコジ氏が正式に大統領のポストについた日です。

シラク氏との交代を終え、シャンゼリゼ通りを車で移動。騎馬隊が車のあとに続き、素敵な行進でした。
アメリカ式に車の中に立って手を振るという動作をしました。

車から降りると、周りの人垣に向かって行き、人々に握手。
この行動は新しいジェネレーションの大統領だからだとのコメントがありました。
今までの大統領と違うのは戦争を体験していない大統領ということです。

「ファーストレディーになりたくない」
「第二回目の投票をしなかった」セシリア・サルコジ夫人とそれぞれの一回目に結婚した時の子供たち二人ずつと、この二人の間に生まれた息子との家族が前面に押し出されていました。(この二人は二回目の結婚で、サルコジ氏には一回目の結婚の時の二人の息子、セシリア婦人には二人の娘がいます)

サルコジとはうまく行っていなかったセシリアさんもセレモニーの時に涙を流し、それをサルコジ氏がぬぐってあげたというのをニュースでさりげなく取り上げていました。

セレモニーの後はすぐベルリンに行って、ドイツのアンゲラ・メルケル首相と会談。
時間を惜しんで、すぐにやるべき事の取り掛かろうとの意気込みをサルコジ大統領は見せました。

一方でバスティーユではサルコジ大統領批判のデモが行われていました。
リヨンの町でもアンチ・サルコジの大々的なデモがあったそうです。

これからどうなるか。