Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

ガス爆発その後

2008年03月14日 | 生活
仕事場に行くのに毎日ガス爆発事故現場のそばを通っています。
町の主要大通り上の事故現場を封鎖して警察が朝も夜もなく
警備しています。
爆破で傷んだ建物はもとより、爆風で傷ついた建物も立ち入り
禁止となっています。

仕事仲間からメールがありました。

「Help!」彼女の生徒がその建物に住んでいましたが、ガス漏れが
知らされたときに緊急退去を命ぜられ、何も持たずに避難しました。

彼女のメールによれば、あと2,3ヶ月は自宅に戻れないとか。
間、ヴァイオリンの練習をするのに困るので、
小さいヴァイオリンを貸してくれる人はいないだろうか、と言う事
でした。

何もないまま、2,3ヶ月どうやって暮らすのだろう?住居は?

ほかの友人の話では、建物の住人たちはその当初はホテル住まい。
これは保険会社が払ってくれます。
その後の住居も自分たちで探さなければなりませんが、それも
保険会社もち。

衣服なども買わなければならないけれど、それもきっと保険会社が
払ってくれるものと思います。
そう考えると案外悪くはないかも・・・・なんて。

友人の友人がまさにその事故の起こった建物の住民ですが、
マンションを改装したばかり。その改装のために数ヶ月ほかに住んで、
やっときれいな自宅に戻った時に爆発が起こったとか。


事故現場にはたくさんの花束が置かれています。
爆風で亡くなった消防隊員をしのんでのものでしょうか。