上の娘はパリに住んだり、こちらに戻って来たりの生活で、今日は実家に戻ってきました。下の娘は街中にアパートを借りてすんでいますが、姉が帰ってくるというのでこれまた家に戻ってきました。
久しぶりに、家族4人での夕食。
娘たちの最初の話題。
「最近政治に興味を持ってきたの」
というわけで、フランス大統領選挙間近ということでその話題。
大統領選挙が近づいてきて、テレビでは毎月曜日に候補を一人ずつ呼んで、二時間以上にわたって、テレビ局に呼ばれた一般市民と質疑応答をしています。
それ以外の番組でも候補者はいろいろな形でフランス国民に自分の政策をアピールしたり、ほかの候補と討論したりしています。
社会党候補のセゴレンヌ・ロワイヤルと、RPR(共和党)候補のニコラ・サルコジが
有力ですがその二人への批判ないしよい点など話しました。
次に娘たちの世代の若者の中で日本ブームが起こっている事について。
とにかく日本語に興味を持つ子供たちがものすごく多いのです。しかも日本語を使う仕事に尽きたいと熱望する子が数え切れないほどいます。
上の娘の分析によると、漫画の影響ではないか、という事です。
彼らの小さいころは、学校から帰ってくる4時半から始まる「クラブ・ドロテ」という番組がありました。
そこでは子供向けにドロテという歌手が歌ったりゲームをしたり、漫画を見せたり。
この漫画ですが、「ドラゴンボール」をきっかけとして、日本のいろいろな漫画が次々に放映されたのです。フランスでは日本の漫画の権利を獲得して放映するのがもっとも安上がりだったらしいです。
この漫画を見て育った彼らが、日本への興味を抱くようになったのではないか。
それから禁煙のはなし。
学校での哲学の授業についてなど。
多方面にわたって娘たちと議論ができた事に大きな喜びを覚えた一日でした。
久しぶりに、家族4人での夕食。
娘たちの最初の話題。
「最近政治に興味を持ってきたの」
というわけで、フランス大統領選挙間近ということでその話題。
大統領選挙が近づいてきて、テレビでは毎月曜日に候補を一人ずつ呼んで、二時間以上にわたって、テレビ局に呼ばれた一般市民と質疑応答をしています。
それ以外の番組でも候補者はいろいろな形でフランス国民に自分の政策をアピールしたり、ほかの候補と討論したりしています。
社会党候補のセゴレンヌ・ロワイヤルと、RPR(共和党)候補のニコラ・サルコジが
有力ですがその二人への批判ないしよい点など話しました。
次に娘たちの世代の若者の中で日本ブームが起こっている事について。
とにかく日本語に興味を持つ子供たちがものすごく多いのです。しかも日本語を使う仕事に尽きたいと熱望する子が数え切れないほどいます。
上の娘の分析によると、漫画の影響ではないか、という事です。
彼らの小さいころは、学校から帰ってくる4時半から始まる「クラブ・ドロテ」という番組がありました。
そこでは子供向けにドロテという歌手が歌ったりゲームをしたり、漫画を見せたり。
この漫画ですが、「ドラゴンボール」をきっかけとして、日本のいろいろな漫画が次々に放映されたのです。フランスでは日本の漫画の権利を獲得して放映するのがもっとも安上がりだったらしいです。
この漫画を見て育った彼らが、日本への興味を抱くようになったのではないか。
それから禁煙のはなし。
学校での哲学の授業についてなど。
多方面にわたって娘たちと議論ができた事に大きな喜びを覚えた一日でした。
http://katoler.cocolog-nifty.com/marketing/2007/01/post_17a6.html
長男はマンガ描きになりたい、と今でも申してますが、かれの読んでるものはきっとそちらで読まれているものと、たぶんそう変わらないのいでしょうね。おもしろい共時性です。
http://www.youtube.com/watch?v=vbjBYQXjBZE&mode=related&search=
http://www.youtube.com/watch?v=PuVsalC_DCU&mode=related&search=
しかも、この傾向は、特に、アメリカ文化でないという点で、フランスやドイツで受け入れられているのも特徴です。制作者は、「チボー家の人々」が好きだったり、「飛ぶ教室」で育った人たちなのです。実は。
だから一概にまんがを悪くはいえないくらい、クオリティは高いものがうまれてきています。
この前、テレビで、ヨーロッパのアニメのキャラクターのフェスティヴァルのようなものを紹介していてびっくりしました。
日本のブームがもうヨーロッパにも来ました。
到底ヨーロッパでは受け入れられない事だと思ったのに・・・・
漫画が紹介されるのはいいですが、「オタク」の世界がこちらに、って言うと複雑な心境です。
私は漫画をあまり読まない方ですが、子供たちが小さいころに少しでも日本語に触れさせようとして漫画を買っていたことがあります。
私も読みましたが、面白いです!
なんでしょうね。 この面白さって。
大友克弘、宮崎駿に影響をあたえたのはメビウスのバンド・デシネです。
http://moebius.exblog.jp/1491491/#紹介
メビウスを直接ご存知でない方もリュック・ベッソンのフィフス・エレメントのデザインを思い出せば、ああ、あれ……となるはず。
一方、昔、サウンド・オブ・ミュージックは、スイスでは受けなかったという話も聞いたことがあり、アメリカ的な眼でのドイツ・オーストリー圏の捉え方を地元では冷ややかに受け止めたということかなと思いました。
フランスではベル薔薇は、紹介されているのでしょうか?
たぶんお子様との会話、共通の話題でしょうか?
次世代とつきあう、それも原初から、早い話、子育てですが、これは人生を2度やる、ということではないかと思います。
じぶんの目や耳でなく、次世代を通して伝わる今の世界、その醍醐味は、出生率やら、年金やら、要は経済の話に還元してほしくない、要は「授かりもの」という古いコトバを復活させてほしいです、フランスはいざしらず、こちらのクニには特に、ほんと。
メビウスって知りませんでした。
最もフランスの漫画を手にしたことがあまりないのでいまさら驚いたっておかしいですね。
これだけ詳しく説明してくださるとバンド・デシネのよさって言う事に興味を抱きます。
人生二度の経験というのはわかります。ですから子供を持って本当によかったと思う。
子供の目を通して語り合うと、「そんな見方があったんだ!」なんて新たな発見をしますから。
本当に「授かり物」です。幸福ですよ。
子供が漫画をテレビで見ている時代にはなかったみたいですが、その後もしかしたら・・・・
まったくあやふやですみません。
>アメリカ的な眼でのドイツ・オーストリー圏の捉え方を地元では冷ややかに受け止めたということかな
こういうことはありえるでしょうね。
映画などで外国人が日本のことを描くと、なんだ、何も日本人の心をわかってないじゃない、と思うことがよくありますけれど、そんな感じでしょうか。