瀝瀝(れきれき)散歩道

瀝瀝というのは「水が音をたてる様子/風が音をたてて吹く様子」つまり、「ありのままの風景」ということでしょうか。

50代からの日本語教師

2017-11-03 10:02:20 | 日記



先週は台風で気温2度の札幌に出張していましたが、今週は気温26度の沖縄に行っていました。
仕事のあと、22年前に沖縄に戻った友人家族と過ごしました。
楽しかったです。
シャンシャンブラザースの兄(マジシャン)と友人の娘さんは0歳から5歳まで保育園で一緒でした。
ということで、ホテル代節約を口実に私の出張に便乗して、シャンシャンブラザースの兄も一緒に沖縄入り
美ら海水族館と首里城に連れて行ってもらいました。





沖縄にはたくさんの中国人、韓国人観光客がいました。
首里城などはお城そのものが中国の影響を受けている上に中国語が溢れていると、「ここはどこ?」という感じになってしまいます。
また、ホテルには欧米人の姿も見えました。もちろん軍人さんも。

さて、2020年の東京オリンピックに向かって政府はたくさんの外国人観光客を呼び込もうと様々な策を考えています。
日本を世界的な観光立国としよう、という計画です。
下のグラフを見てください。



日本政府観光局(JNTO)によると、2017年6月の訪日外国人数(訪日外客数:推計値)は前年同月比18.2%増の234万6500人。
昨年6月の198万6000人を36万人以上うわまわり、6月として過去最高を記録しました。

増えていますよね〜。ということはこの分野での求人も増えているということです。
興味のある方、ここはひとつ考えどころですよ〜!

それでは外国人観光客を国別に見てみましょう。




東アジアの国を中心として、11番目のインドまでアジアの国々の観光客です。
アジアの国々の人たちは日本にたくさんお金を落としていきます。


観光客が増えるのと同時に日本への留学生も多くなってきました。
政府はもう何年も前から日本に来る留学生を増やそうと計画しています。
そこで、必要となってくるのが「日本語教師」ですが、、、現在先生が足りなくて売り手市場です。

日本語の先生になるのは、養成講座に行って、どのように教えるのか学ぶのが一般的ですが、
通信講座のみで資格試験(日本語教育能力検定試験)に合格する、という方法もあります。
実は私も20代の時、日本語学校が開いている夜間の講座に通いました。
時間もお金もなかったので、3回のコース(3ヶ月×3期)を約1年半かけて終えました。

さて、日本語教師の資格を取っても、やはり現場がなければどうにも「教師」としての修行ができません。
修行の場所は、地域のボランティア教室、日本語学校等、
個人授業(サイトに登録、結構需要があり、時給は5000円以上、ただし首都圏)もできます。

また国際交流基金から日本語パートナーズという東南アジアへの講師派遣もあります。
http://jfac.jp/partners/event/

JICAからシニアボランティア
http://jocv-info.jica.go.jp/sv/index.php?m=List&jID=G157&n=y&period=2017%7C秋

日本語教師の集い
http://www.e-tsudoi.com/db_job/job/job_bbs_list.php

国際日本語研修協会
http://www.ijec.or.jp/domestic

も参考にしてください。

ただ、国際交流基金などの派遣以外は時給はまあまあですが、週2回か3回のアルバイトから始めることになります。
ここが厳しいところですね。

とにかく、日本に来る外国人が増えている今、必要なお仕事の一つと言えます。
「こんな仕事もあるんだ〜」と思っていただければと、ご紹介しました。