瀝瀝(れきれき)散歩道

瀝瀝というのは「水が音をたてる様子/風が音をたてて吹く様子」つまり、「ありのままの風景」ということでしょうか。

ブログ再開! ちょっと変わったお仕事

2017-03-27 14:55:01 | 日記

みなさま
おひさしぶりです。
少々、立て込んでいて、ブログの更新ができませんでした。
この前はカンボジアからイタリアに旅行が変更になった記事でしたから、3ヶ月ぐらいお休みしてしまいました。
その間、みなさまにはお変わりないでしょうか?

さて、春がやってきました! 桜の開花宣言も出ましたね。
キャンパスのある目黒区大岡山でも桜祭りが始まります。



写真は昨年のものですが、本館前、ウッドデッキでの桜です。



春は何か新しいことを始めてみる、そんなスタートの季節です。


さて、そこで今日はちょっと変わった切り口でお仕事を紹介しようと思います。
「福祉用具専門相談員」
ホームヘルパー2級・1級 介護職員基礎研修 初任者研修
などを受講され、資格を取った方には、プラスアルファとして最適です。

福祉用具専門相談員の資格とは、高齢者の方が、介護保険を使って福祉用具を利用するときに、
その方の状況にあった福祉用具を選定したり、用具の適切な利用をお手伝いするための専門の資格です。
資格を取得するには50時間の講習を受講し、最後に修了評価試験(筆記)を受ける必要があります。
受講資格は特にないので、だれでも受講可能です。

また、看護師、准看護師、介護福祉士、精神保健福祉士などの資格がある方なら、業務を兼任できます。

福祉用具専門相談員の資格を取得していれば就業につながるという資格ではありませんが、
介護保険の指定福祉用具貸与・販売事業所では常勤で2名以上の福祉用具専門相談員の配置が義務づけられていて
福祉用具に関する仕事を希望される方であれば持っていて損はありません。

特に、福祉用具を製造している民間企業や福祉用具のレンタルやリースを行う会社を中心に、
求人募集が増えるかもしれません。

7日間の講習で8万円前後が講習料の相場です。

さらに「福祉住環境コーディネータ」の資格取得もチャレンジしてみる価値があります。
福祉住環境コーディネータとは、高齢者や障害者が安全で快適な生活を送るための環境を提案するアドバイザーです。
トイレや階段に手すりをつけたり、段差をなくしたりといった住まいのバリアフリー化を進めるだけでなく、
介護用品や生活用具の開発・販売にも関わる仕事です。

福祉住環境コーディネータは、建築士やインテリアコーディネーターとイメージが重なりがちですが、
実はまったく異なります。
建築士のように健常者の視点で空間を創るのではなく、身体の不自由な人の視点で空間を創ることのできる人が必要とされています。
また、福祉住環境コーディネーターは、福祉・建築分野でのキャリアアップにも最適な資格です。
ホームヘルパーや介護福祉士といった福祉関連資格や、建築士、インテリアデザイナーなどの建築関連資格とあわせて取得し、
活躍の場を拡げる人も多く見られます。

資格は1~3級の3段階に分かれており、2・3級は受験制限がないので同時に受験するケースも目立ちます。
資格を使って就・転職、キャリアアップを目指すなら、独占業務のある2級以上を取得するほうがいいかもしれません。

資格はご自身の努力の証です。
今からでも遅くはないです。ぜひ挑戦してみてくださいね。


さて、最後にご報告です。
今年もみなさんと一緒に勉強した授業を担当できることになりました。
再就職に役に立つ情報を皆さんの後輩にシェアできればと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。