台風が連続して発生している夏の終わりですね。
いかがお過ごしでしょうか?
ところで、最近、業務管理教育の卒業生の退官パーティーに時々招かれます。
ありがたいことです。
長いお仕事の締めくくり、そして新たな生活へのスタート、
「これからですよ〜!頑張って!」とエールを送りたいです!
さて、世の中にはたくさんの資格があり、
実は毎月1つか2つ、新しい資格が生まれている、と言われています。
資格は確かに、スキルの最低限のレベルを保証するものです。
それがないと、仕事につけない場合もあります。
資格はそれを取得したところがスタートと言っても過言ではないでしょう。
これまでいくつかの資格を取ったとしても、
私たちはそれを活かせる資格として保ち続けているでしょうか。
例えば、私、、、
何十年も前に取った「ライフセーバー」の資格。
当時はこの資格を取るために、相当鍛えました(と言っても、現在は誰も信じてはくれませんが、、)
今はすでに使えなくなってしまった遠い遠い昔の資格です。
小学生の時に取ったそろばん3級。
今はそろばんは使いませんが、「暗算」のスキルはかろうじて残っています。
何かをさっと計算する時に、頭の中にそろばんが出てきて、とても便利です。
先生を長くしていますが、考えてみれば先生のライセンスを取ったところが、「はじめの一歩」でした。
最初に私が教えた学生さんたち、すでに壮年ですが、、、
何も知らない私に教えられ、、、今は土下座して謝っても足らないくらい「恥ずかしい先生初心者」の数年。
学生さんの忍耐があったからこそ、長く先生を続けてこられたのだと思います。
だから、この仕事を続けていくなら、余計頑張らなくては、、
友人は23歳の時に司法試験に合格しました。
たゆまぬ努力と工夫の証です。
しかし、合格した時点では全くの素人です。
そこから、さらなる努力と工夫の日々がスタートしたと言います。
準備に準備を重ねてこの試験に合格しても
実は実務の経験がほとんどなく、理論は教えられても、現場での相談には本で読んだ知識でしか対応できない、
大変ですね。
試験ではその人の経験値や品格、コミュニケーション能力を図ることはできません。
これから、キャリアチェンジをして新しい資格を取ったり、
以前取った資格をさらにブラッシュアップする方もいらっしゃると思います。
その資格を使い続けていくとき、受験して合格するまで頑張ってきた以上の
努力と工夫が必要かもしれませんね。
暑いですね。
電力のことはちょっとだけ頭にありますが、エアコンをつけっぱなしの毎日です。
私の住む品川にはたくさんのホテルが駅前にあります。
夏休みは多くの外国人観光客が泊まっているうえ、日本人観光客もいっぱいです。
いろいろな国の言葉であふれているのですが、、、
そこで役に立つのが、英語と中国語とジェスチャーです。
観光客がたくさん来てくださることで、品川も随分、活性化されているのではないでしょうか。
話は変わりますが、昨年に続けて、カンボジアに行く予定です。
もちろん、世界遺産アンコールワットを見ることも楽しみですが、今回の目的は
カンボジアのアンコールワット近くにある無料の英語学校を再び訪ねることです。
ここは志を持った一人のカンボジア人の教育者、ブンソーンさんが設立した学校です。
アンコールワットには毎年多くの観光客が訪れますが、ここで
「ちょっとだけ英語ができれば」お土産物を売ったりして、小学生でも働いてお金を得ることができるのです。
お金は家族のために稼ぎます。
この無料の学校には現在、300名ほどの子どもたちが所属しています。
授業料を日本円で1ヶ月5円にしたら、子どもが学校に来なくなってしまったそうです。
そこで、ブンソーン校長は借金をして、また学費を無料にしました。
この学校の運営にかかるお金は1ヶ月3万円。先生も全てボランティですが、
その先生たちのバイクのガソリン代がおよそ3万円、とのことです。
「ちょっとだけ英語ができれば働ける」
子どもたちは、みんな頑張っています。
なんと、この学校から奨学金を得て、大学まで行く学生が数名出てきたそうです。
ブンソーン校長、大喜びです。
ブンソーン校長も貧しい家庭の出身で、アルバイトをしながら大学を卒業した苦労人ですから、
自分の学生が大学を卒業するなんて、嬉しいでしょうね。
https://www.facebook.com/eccs.angkorcambodia
カンボジアのアンコールワットに旅行したいと思っている方、
ぜひ、ちょっとだけ時間をとって、
ブンソーンさんの学校を見に行ってください。
これから大きく発展するカンボジアの底力を見ることができると思います。
40代の自衛官の研修が始まりました。
50代とはちょっとだけ違うのは
見ているテレビ番組です。
50代はゲッターロボ
40代はキャプテン翼
話題も40代に合わせてちょっと変えないと、、、。
インターネットで40代の人たちに合う話題を検索、、、。
検索しないとわからない年代なんですね〜、私は!
この春、九州を訪ねました。
2年ぶりに再会、九州の地本にお勤めだったTさん。
1週間前に定年退職、再就職したばかりでした。
再就職先は地元の公民館(のような)ホールや展示場、レストランのある地域センター。
お家のある地域、地元密着の就職です。
「あまり給料が高くなくて、嫁には怒られたけれど、、、」
定年退職の次の日から、ガンガンに働いています。
このセンターをどのように全国に売っていくか、、、
副館長さんは毎日、楽しく頭を悩ませているそうです!
東京のOさん
学校で働きたい人は多いと思います。
スクールバスの運転手兼用務員、付属中学のサッカーのコーチ、電気工事士
あまりお給料は高くないけれど、生き生きとストレスなく、自分の得意分野を生かして働いています。
さて、博士や修士を卒業した人もいますよね。
教育機関で講師の仕事を探すのは、やはり一苦労です。
教える仕事は自己開拓の方が、自分の得意分野を生かせる可能性が高いように思います。
博士号を持っていても、仕事がない場合、修士でも大学で教えられることもあります。
Sさんは自衛隊退職後、外郭団体に勤める予定でしたが、
どうしても「そこで楽しそうに働いている自分が想像できない」と
給料も場所(東京)も良かったにもかかわらず、地方都市の大学の教員となりました。
自分で探して、自分で売り込んだのです。
今は授業や学生指導に忙しいそうです。
地方都市でもすごく楽しく働いているようです。
さて、今日はちょっと給料は安くとも、生き生きと働いている人たちを紹介いたしました。
10年後に定年を迎える人たちは、10年後の社会を想定して仕事を探さなくてはなりません。
10年後の社会はどのように変わっているんでしょうね?