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「やさしい日本語」という言葉を聞いたことがありませんか?
1995年1月の阪神・淡路大震災では、日本人だけでなく日本にいた多くの外国人も被害を受けました。
その中には、日本語も英語も十分に理解できず必要な情報を受け取ることができない人もいました。
そこで彼らが災害発生時に適切な行動をとれるように考え出されたのが「やさしい日本語」です。
日本で暮らす外国人に災害が起きたときに有効な(わかりやすい)ことばとして考案されました。
例えば、
1「救急車」は外国人にわかりやすく言うのには、なんと言ったらいいでしょうか?
↓
「病気やけがをした人を助ける車」
2 「給水」
↓
「水をもらう」「水をもらうところ」
3 家が崩れる
↓
家がこわれておちる
4 叫ぶ
↓
大きな声で言う
5 震度
↓
地震の大きさ
のようになります。
日本人ならすぐわかるのですが、外国人だったら難しい表現ですよね。
災害の時に自分の身を守るため、日本に住むたくさんの外国人にこんな「やさしい日本語」を普及させなくては!と
頑張っている人たちがいます。
2020年に向かっては「やさしい旅行の日本語」でおもてなししようという流れが大きくなっています。
昨年、カンボジアに行きましたが、忘れっぽい頭で一生懸命「クメール語」の「こんにちは」を覚えました。
挨拶ぐらいクメール語でしたい、と思ったからです。
日本に来る観光客は、私と同じように頑張って日本語の挨拶をしようって考えている人が多いのです。
おもてなしの心を日本語で伝えよう、と言うのが「やさしい旅行の日本語」の原点です。
さて、余談ですが、
「陸幕」と言う言葉、最初は全くわかりませんでした。
「陸幕ってなんですか」と聞いたら、ある学生さんが「陸上幕僚監部」と答えました。
そうなんですけど、、、、
「陸上幕僚監部ってなんですか」と言うことになります。
そうしたらある学生さんがこう説明しました。
「銀行の本店みたいな感じです」
「つまり自衛隊の本店です」
ちょっと笑えましたけれど、確かにその通りだなあ、と後で感心しました。
やさしい日本語ですね。
「ジャー戦」
自衛隊のファッション用語ですが、ちょっと説明が必要ですよね。
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これからさらに発展していきそうな日本のグローバル化
やさしい日本語はさらに必要とされていくのでは、、、と私は思っています。
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