瀝瀝(れきれき)散歩道

瀝瀝というのは「水が音をたてる様子/風が音をたてて吹く様子」つまり、「ありのままの風景」ということでしょうか。

起業という名の再就職〜起業勉強会報告

2019-09-25 07:00:16 | 特別職国家公務員


雇用の流れの速い今の社会
起業という名の再就職があっても、ちっともおかしくはない、と思うのです。

実は起業は誰にでもできるのです。
手続きはいたって簡単。3ステップです。
資本金も10円あれば可能です。
事務所も自宅でオーケー!
各種助成も充実しています。

一方、再就職と同じように、準備を怠ると
3年、、いえいえ実は1ヶ月も持ちません。

それでは、どんなビジネスがうまくいき、どんなビジネスがもたないのでしょう?
ちょっと想像してみてください。

20


創業してから5年間潰れないでどうにか頑張る企業の%です。

90

飲食店で、3年で潰れてしまう%です。
なかなか厳しいですね。
確かに、ラーメン屋さんやカフェの数を数えてみれば納得できます。
オーナーが、強い信念を持ち、資金を投じ、こだわりのお店を作ったとしても、1ヶ月で先行きが見えなくなるお店がけっこうあるそうです。

どうやったら、再就職としての起業がうまく行くのでしょうか?

そこで、、、
いつか、起業をしてみたいという人たち、プログラム、業務管理教育が修了した人たちの中から、有志が集まり、起業勉強会を始めました。




ほとんどが「希望」「構想」レベルのメンバーですが、まずは1回目、夢を語り合いました。

次回は12月14日土曜日。
それぞれが簡単な計画を持って集まって来ます。
いつからの参加でも大丈夫。
一緒に「再就職という名の起業」を語り合いませんか?
税理士さんを次回はお招きする予定です。

https://careersg-oneonone.jp/

クメール(カンボジア)ランチ!

2019-09-22 08:42:25 | 日記


カンボジアで今回は何を食べたか、、。
特に豪華なものはいただきませんでした。いわゆる庶民の人たちがいつも食べているB級グルメです。
紹介しますね!

朝ごはん


昼ごはん



量が多いから、食べてみてから追加するかどうか決めて!と言われました。
ナスをペーストとヨーグルトを混ぜたものとピタパン、ブラウンライスとトマト味の野菜の上にチーズを乗せたもの、、、?
クメールご飯だと思ったら、イラクから来たオーナーのレシピでした。
ふたりで10ドル。
初めての味、面白い食感、すごく美味しかったです。

夜ご飯


サラダと串焼きとグリーンカレー スチームライス。
アンコールビールを飲んで、18ドルでした。

カンボジアはスパイスの国
カレー粉を売っていました。


また、アンコールコーヒーも美味しいです。
シナモン、バニラ等のフレーバーコーヒーが豊富です。




試飲させてもらいました。商売も上手、買ってしまいました!




天空のラピュタ 木と人に破壊されたクメールの遺跡

2019-09-22 00:17:57 | 日記


木と人に破壊されたクメールの遺跡

天空のラピュタのモデルになったとかならないとか、、、それがアンコールワットから、1時間ほどの場所にあるベンメリア遺跡です。



ベンメリア遺跡は15世紀にタイとの戦争で破壊され、その後は白い幹の菩提樹とガジュマルが熱帯雨林の気候であっという間に成長、さらに遺跡を浸食しました。



遺跡としてはガタガタのぼろぼろという感じですが、木の成長を止めたり、根っこを取り除いたりすれば、遺跡は崩れ落ちてしまう、と言うことで何も対策をとることができません。



映画「トゥームレイダー」の撮影が行われた遺跡がここで、世界遺産に登録されています。

カンボジアのシェムリアップ周辺は歴史的な世界遺産の宝庫です。ここをどうにか守っていきたいものです。




天空の城ラピュタが公開されたのは1998年、ベンメリアにどうにか観光客が入れるようになったのが2000年。
やはり、ここはラピュタのモデルではないようです。




シェムリアップの補習校「Study Canpass」

2019-09-20 10:12:08 | 日記


「Study Canpass」というカンボジアの英語とパソコンの補習学校を訪ねました。
今回はこの団体をサポートしているA教授に代わって寄付金を届けるという大役があり、普通なら持って歩かない大金を渡すまで
ちょっと緊張していました。



赤いシャツを着た人が、「Study Canpass」の校長先生、ブンソーンさん。
そして私の後ろに写っているのは、A先生の学生の一人、Bさんです。
ブンソーンさんは、カンボジアの貧しい家庭の出身で、苦学して大学を卒業、
カンボジアの子どもたちが「もし、英語が話せれば」小さい頃から、何か仕事をして家計を助ける手助けができるのではないか、
あるいは、もっともっと勉強して大学に行き、よい仕事につけるのではないか、と考えたそうです。

「Study Canpass」の学費は無料。
先生もボランティアです。
学校は夕方5時半から7時半まで。カンボジアの学校が終わってから始まる補習校のような学校です。
先生にせめてもの交通費とサラリーが払えたらとてもよいとは思うのですが、、、、
経済状況はあまりよくありません。



昨日は私も子どもたちの英語の授業に参加しました。
「あなたの歳は幾つですか」と聞かれて、、かなり戸惑う自分、、、、(へへ!)

授業後、
子どもたちには、A教授の寄付金の中からブンソーン先生が買ってきたノート、鉛筆、消しゴム等がプレゼントされました。
(ちょっと気恥ずかしいけれど、一人ひとりにプレゼントを渡しました)



その後、みんなで記念撮影。

カンボジアの子どもたちの笑顔がとっても可愛いです!
一生懸命勉強してほしいなあ〜!きっと未来が開けると思います。

A教授の言葉
「5%のエネルギーを誰かのために」

それって、小さい小さいことかもしれないけれど、続けていくことが大切だな〜、と思いました。







そしてタイとの戦争は終わった〜世界遺産プレアビフィア寺院跡

2019-09-19 16:28:24 | 日記


カンボジアを旅行中です。

年に1回、カンボジアの貧しい子どもたちを集めて英語を教育する授業料無料の学校を訪れています。

学校を訪問する毎にアンコールワットを見学、すでに4回きていますが、今回は、カンボジアの秘境、タイとの国境近く、紛争の地「プレアビフィア寺院」まで足を伸ばしました。
アンコールワットのあるシェムリアップから車で3時間です。


プレアビフィア寺院は9世紀末にクメール人が断崖絶壁の上に作ったヒンズー教の寺院です。



ここは歴史的にタイとカンボジアの国境に位置する微妙な場所です。

この地域の歴史を辿ってみましょう。
1431年、タイは強大な力を誇ったクメール帝国を撃破、陥落させ、この地をタイ領としました。
1860年代、カンボジアはフランス領となり、1904年にシャム王国(現在のタイ)はフランスにこの地一帯を割譲しました。

その後、
1940年にフランスとタイの間にインドシナ紛争が起きます。
ここに日本も一枚かんで、1941年東京条約により、停戦。プレアビフィビア寺院周辺はタイに帰属することになります。

第2次世界大戦後は、この寺院は続けてタイに所属、しかし、カンボジアは1959年、タイとの国交を断絶、国際司法裁判所に寺院の帰属を提訴します。
1962年国際司法裁判所はこの地をカンボジアの領土と認めますが、その後もタイとカンボジアの間では領土をめぐり、トラブルが続出します。

2008年、寺院は世界遺産に登録されますが、その後2011年、タイとカンボジアの軍隊が衝突、多くの死傷者を出します。
2013年、改めて国際司法裁判所はこの地をカンボジアのものと認め、領有権問題はひとまず決着となり、
ここ数年で、やっと観光客が入れるようになったということです。



カンボジア軍の塹壕跡 ↑

カンボジアの兵士の暮らした小屋 ↓



すぐ先は地雷いっぱいの国境。今でも近寄ることはできません。
そしてその向こうがタイです。
戦争を身近に感じます。





長い長い参道。



寺院




行き詰まりは断崖絶壁です。
確かにここは「世界遺産」だなあ、とその作りと壮大さに圧倒されます。




国際司法裁判所の判断
世界遺産への登録、

600年にわたる戦争はやっと終わりを告げました。
ここには観光客が年々やってくるようになり、地元もだんだんと活気がついてきたような気がします。


崖っぷち、おっかなびっくりの私。















バイアスかセキュリティか 〜バンコクにて

2019-09-17 07:08:53 | 日記


今朝0時40分発の羽田発、タイのバンコク行きの飛行機に乗りました。バンコクでカンボジアのシェムリアップ行き飛行機を待っています。
搭乗の30分前なのに、私と黒人の男性1人しか待合ロビーにいません。
なんだか不安、、、



時々、来るバンコクエアの係員が、お隣の黒人のパスポートと搭乗券を3回もチェックしました。

知らない人ですけれど、目が合って、同時に「なぜかなぁ?」という仕草。

バイアスかセキュリティか、、
複雑ですね〜!

カンボジア、シェムリアップ行きのプロペラ飛行機に乗った人は8人。



最前列だった私のシートは変更となり、最後列へ。
係員の話だと、飛行機のバランスを保つため、だそうです(笑)








5%を誰かのために

2019-09-14 10:55:06 | 日記


「生活の5%を誰かのために使ってみるのはどう?」
とは、私の恩師の言葉です。

生活の5%とは「時間」や「お金」が含まれます。
一人の5%はとても小さいかもしれませんが、100人これをするとかなりのエネルギーになりますよね。
確かに、、、、。

現在は日本にやってくる「外国人労働者」の問題に私はとても興味があります。
色々なしがらみがあり、なかなか外国で自分が活動するということはできません。
これまで、留学生教育等にたくさんの時間を使ってきました。
だから、私ができるのは日本の中での5%の国際貢献!ということかな、、、、?

https://www.jasidjahss2019.org

国際開発学会+人間の安全保証学会 共催大会が開かれます。
特に下記の基調講演3は、元国連難民高等弁務官事務所駐日代表の滝澤三郎先生が講演され、
引き続き「仕事と雇用」というパネルディスカッションが開かられます。
滝澤先生には「外国人労働者生活指導員」クラスへの多大なご支援とアドバイスをいただいています。
(とっても偉い先生ですが、めちゃくちゃ気さくな方です)

最近の日本の雇用等について気になっている方、一緒に参加しませんか?

2019年11月16日(土)午後
■ プレナリー​ 難民/移民そして教育-グローバルコンパクトの時代における課題
基調講演1
「難民、難民申請者および移民の保護と人権―グローバル世界の潮流」
ジェオフリー・ギルバート (英国エセックス大学・教授)
基調講演2
「移民のグローバルコンパクト」 ミシェル・クライン・ソロモン (国際移住機関本部・政策課長)
基調講演3
「日本における難民・庇護希望者そして移民」 
滝澤三郎 (元国連難民高等弁務官事務所駐日代表)

コメンテーター ダイアナ・カルティカ(東京大学・助教)

■ プレナリーパネル1 – 仕事と就労 (座長 滝澤三郎)
パネリスト:
- カディザ・べゴム (ユニクロ社職員・ロヒンギャ難民)
- 福原申子 (法務省移民政策局 政策課長)
- ジャクリーン・アンダール (東京大学・准教授)
- 民間企業代表 (調整中)

コメンテーター
- 佐藤寛 (日本貿易振興機構アジア経済研究所・上席主任調査研究員)
- 黒沢啓 (共立女子大学・教授)


次の日には東京女子大学で教授をされている松尾先生の講演もあります。
こちらは日本にいる外国人の教育についてのパネルディスカッションです。

2019年11月17日(日)午前

■ 通常・特別セッション

■ プレナリーパネル2 教育 (座長 黒田一雄)(調整中)
パネリスト:
- キョウ・キョウ・ソー ミャンマー難民
- カディザ・べゴム 難民高等教育プログラム(RHEP)・ロヒンギャ難民(調整中)
- ペリン 高等な民教育プログラム(RHEP)・クルド難民
コメンテーター:
- 山西優二 (早稲田大学・教授)
- 松尾慎(東京女子大学・教授)
- 新垣修 (国際基督教大学・教授)
- 宮下大夢 (サレジオ工業高等専門学校・助教)


ネコのお仕事

2019-09-06 02:02:45 | 日記
ネコのブリジット(=ぶり)ちゃんが血液の癌になり、痩せて仔猫のように小さくなってしまいました。
末期癌です。



ブリジットは13年前に我が家にやってきた捨て猫です。
可愛くて可愛くて、家族全員に愛されてきました。



ネコのお仕事は何でしょうか?
一日中家にいて、ほとんどは寝ています。
でも飼い主が帰ってくると、すり寄ってきて、喉をゴロゴロ鳴らします。
膝の上に乗り、何も言わないけれど、飼い主の愚痴や独り言を聞いてくれるのです。
最高のカウンセラー、聞き上手です。




今年の春、長男と一緒にブリジットは近くのマンションに引っ越しました。
そのあと、しばらくして具合が悪くなり、8月には川崎の高度動物医療センターに1週間入院しました。



動物の先生は、「この後、いっぱい一緒に思い出を作ってください」と私たちに言いました。

ここのところ、毎晩、数時間、息子の家に行って、ブリジットと過ごしています。

可愛くて、可哀想で、悲しいなあ、、、、