瀝瀝(れきれき)散歩道

人の働き方をサポートする株式会社キャリア・ストラテジー代表、𠮷本惠子のブログです。

就職に有利な資格(2)

2016-11-16 18:24:53 | 日記
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

さて、今日は
新しい国家資格、登録販売者をご紹介します。


登録販売者とは、2009年から施行された、改正薬事法の中で定められた医薬品販売の専門家のことです。それまでは薬剤師にしか認められていなかった一般用医薬品の販売が、制限はありますが、登録販売者の資格で可能になりました。

つまり、ドラッグストアや量販店の薬売り場などで薬の販売をしている人たちは、この資格がなくては仕事ができません。

登録販売者資格の年齢制限ははありません。

薬事法改正により、登録販売者の受験資格条件から、年齢や学歴の制限がなくなりました。このことから幅広い年齢層の方が受験できるようになりました。

みなさんはドラッグストアで働いた経験はありません。しかし、そんなことは、もはや受験するうえで何の問題でもなく、その気になれば自衛隊の退職者にとっても、就職の一選択肢になり得るのです。

つまり「経験不問」で、資格さえ取得できれば(もちろん勉強しなければ試験に受かりませんが、、)
登録販売者として即勤務を開始することができます。つまり薬の知識が少なくても大丈夫ということです。

求人先は、正社員の場合は60~65歳で定年制度を設けている企業が多いのですが、パートタイム形式では、定年制や経験の有無の縛りはゆるくなっています。業界は常に登録販売者不足の状態。働き始めてから実務経験を積んでもらえれば良いと思っている企業も少なくありません。

仕事場はあちこちにあります。

全国展開のドラッグストアチェーンや、大型家電量販店、ホームセンター、スーパーストアなどの流通企業で、正社員、パート、派遣など就業形態もさまざま、幅広い年齢層での求人があります。

ただし、基本的に接客サービスがメインとなる登録販売者ですから、コミュニケーション能力やホスピタリティが必要とされます。

いかがでしょうか?
今後のみなさんの就職の選択肢にはならないでしょうか?










コメント (3)
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