
少し遅い夏休みで、青森県弘前市に来ています。弘前市は津軽藩のお膝元、歴史と文化の街です。重要文化財に指定されている弘前城と桜は日本中に知れわたっています。

今はこんな感じですが、↓

秋になれば、↓ こんな感じになります。

実は弘前市、武士の歴史文化だけでなく、明治時代の西洋文化に溢れた街でもあります。
写真は明治37年に建てられた旧第五十九銀行本店です。


この銀行を設計した大工の棟梁、堀江佐吉は札幌や函館で洋風建築を学びました。


大工の棟梁が建てた銀行は、ルネサンス風の擬洋風建築、木造二階建て、青森産のひばやケヤキをを使った重厚な建物で、国の重要文化財にしていされています。
こちらは弘前市の、図書館。
やはり、堀江佐吉が設計をしています。
窓には歪んだ硝子が使われていて、明治の風が窓から吹き込んでくるようです。


下記の写真は弘前昇天教会。明治から大正時代にかけて立教大学の学長を務めた成長しガーディナーの設計です。尖塔の鐘は弘前の街に夕刻、美しい音色を響かせ、時を告げたそうです。


明治40年代、今でものどかな青森県弘前市に、このようなハイカラな建物があったとは、、弘前市はやはり文化と歴史の街に違いありません。
弘前は料理も、特色があります。
前回来た時には郷土料理「イカメンチ」を食べてはまりましたが、今回は「たらたま」
たらの干物を溶き卵に浸して、酒の肴にします。

また、西洋文化に親しんだ地域なので、フレンチレストランも多く、ランチは弘前駅から徒歩10分ほどの、シェ・モアで。





このコースで、3000円+税ですから、お得感いっぱいです!
そのご、弘前をあとにして、五能線に乗り、鰺ヶ沢へ。
もちろん、リゾート列車白神に乗りました!

旅は続きますが、今回のオーソドックスな旅の仲間は、結婚39周年を迎える主人です。
どこに行くか、さっぱりわかっていないようで、本人は「ミステリーツアー」と言っています。
