瀝瀝(れきれき)散歩道

瀝瀝というのは「水が音をたてる様子/風が音をたてて吹く様子」つまり、「ありのままの風景」ということでしょうか。

例えば、100万回なでられた猫

2021-02-12 18:45:58 | 日記



最近、自宅での仕事が多くなりました。
ずっと一日パソコンの前で仕事をしています。
すると我が家のネコ族(4匹)が順番にやってきて、「遊んで〜」とちょっかいを出してきます。
パソコンのキーボードの上に乗ったり、私の頭をネコパンチしたり、、、すりすりしたり、、、
パソコン仕事にも飽きてきたので、ちょっと頭を撫でてあげるのですが、、





暇だからちょっと考えました。
1日、実は200回ぐらいは猫の頭を撫でています。
1週間で1400回、1ヶ月で5600回。
1年なら67200回、ネコの寿命がおおよそ15年なら1,008,000回。
す、すごい100万回を超えている!

品川駅の港南口と高輪口を結ぶ駅のデッキ(というのかな?)
いつもニュースに「緊急非常事態宣言なのに、こんなに人がいます」と紹介されている、あの場所です。
最寄駅なので、最近は駅までよく散歩をします。
家からのんびりぐるっと回っておよそ2キロです。

暇なので数えました。
駅のすれ違う人で
不織布のマスクをしている人とポリエチレンのマスクをしている人のおおよその数。
100人数えて
65:34でした!
残り1人はマスクをしていませんでした。

暇だといろいろなことができますね!





ミャンマーのことを想う〜しんちゃんのお母さん

2021-02-02 22:07:15 | 日記


しんちゃんは次男の同級生です。
もうそろそろ30歳。子どももいます。

しんちゃんのお母さんは30年以上前に日本にやってきたミャンマー人です。
息子たちが通っていた保育園で知り合いました。
その頃、私は日本語教師として日本語を教えていたので、しんちゃんのお母さんの日本語にとても興味がありました。
「今日は父ちゃんが出かけてるから、ゆっくりご飯の用意、できる」
何だか、ちょっと男っぽい口調なんですよね。
彼女は日本人の職人さんと再婚、ご主人との会話から日本語を学んだのです。
しんちゃんのお母さんは、あまり仕事のない年配のご主人に代わって、パートを掛け持ちして働いていました。
とても頑張っていました!

ある時、保育園で子どもたちの発表会がありました。
お母さんたちもみんなで合唱をしました。
ピアノの伴奏はしんちゃんのお母さんでした。
それはそれは素敵なピアノ演奏で、しんちゃんのお母さんのピアノを弾く指は
軽やかに鍵盤の上で踊っていました。

しんちゃんのお母さんはミャンマーの「ヤンゴン大学」の数学の先生でした。
ヤンゴン大学は日本の東大に匹敵する大学です。
その頃、ミャンマーは軍事政権で、文化人であったしんちゃんのお母さんの家族はずいぶん酷い目にあったそうです。
しんちゃんのお母さんは、小さな長男を連れて、ミャンマーから日本に逃げてきました。

「あと30年経ったら、きっとミャンマーは平和になってるよ」
しんちゃんのお母さんの口癖でした。

それから25、6年経ちました。
ちょっっと前に、しんちゃんのお母さんはミャンマーに里帰りできました。
「よかったんだよー、やっぱりミャンマーは!帰れてよかったよー」
近くの橋の上でばったり会った時に、嬉しそうに語っていました。


2月1日にミャンマーでクーデターが起きました。
また軍事政権が国を収めることになったのです。
民主政権の時の閣僚たちは、拘束されてしまいました。

どうなるのかなあ、、、本当に心配です。

しんちゃんのお母さんの悲しそうな顔が頭に浮かびました。
ミャンマーはどうなるのだろう、、、大丈夫かなあ、、、

日本にいるミャンマーの留学生たちはどうなるんだろう、、、
ミャンマーから来た技能実習生たちは、、?

クーデターのニュースがとても気になります。