瀝瀝(れきれき)散歩道

瀝瀝というのは「水が音をたてる様子/風が音をたてて吹く様子」つまり、「ありのままの風景」ということでしょうか。

外国人労働者のキャリアパスと日本語教育

2024-07-23 17:07:41 | 日記
外国人労働者のキャリアパスと日本語教育


最近「多文化共生」という言葉に、ちょっと引っ掛かりを感じています。それは、仕事で外国人労働者が50%以上を占める工場で研修をしているからかもしれません。
大学で「多文化共生」を考え、政府やさまざまな研究者が出している資料を読み、ディスカッションするのは、多文化共生の基礎を知るのに、とても良いと思います。ただ、現場では「う〜ん、なかなか、ね」と思うことがいっぱい!
私たちは、働く人の働き方のサポートが専門ですから、広い広い「多文化共生」の範囲(くくり)の中の
一部、「多文化協働」について、考えてみたいと思います。



1. 私たちはなんだかんだ言いながら、一緒に働いている!


高校生の時に初めてカフェでウエイトレスのアルバイトをしてから、もう50年近く私は働いている。
なんだかんだと言いながら、人とぶつかったり、めちゃくちゃ気があったりして、どうにか働いてきた。


いろいろな人がいる。プライドのある人には、下手に出て、怖そうな人にもヘイコラする。働いていたら、目標達成のために、引いたり押したりしながら、協力しないと、仕事が進まない。同僚は、みんながみんな友だちではないからだ。
最近は外国人がいる現場でも働いている。文化や習慣、言葉も違い、育った環境や価値観も年代も異なる。



2. 多文化共生は、素晴らしい理想だ!

一口に多文化共生と言っても範囲が広すぎる。

先日大学で、私が「多文化共生って工場とかで仕事をしていると、何十年たっても達成できないんじゃないかと思う」と言ったら「多文化共生という理想がなくちゃ、どうやって変えていくんですか」、と強烈に若い人に突っ込まれた。
「じゃあ、あなたの多文化共生は具体的になんですか?」と聞いたら、それがまずかった。30倍の勢いで、10分ほど、熱弁を振るわれた。

「色々な人が共に生きていく、日本にはそれが必要だ。多文化共生に向かって、お互いに理解し合うこと、私たち一人ひとりが努力していかなくては!(→あなたはいったい何を考えているの?そんな古い考え方!)」
多分、素敵な現場でみんなと仲良くモチベーション高く働いているのだろう。それはそれでいいけれど、私との文化が、すでに異なっているなぁ、と心の中で思った。2人の間でも共生は、なかなか大変だ。



3. 現場を見てみる

外国人の多い工場で研修をしていると、多文化共生は本当に難しい、と思う。
外国人同士が母語で話せば、日本人のスタッフの中で、「俺たちの悪口を言っているに違いない」という人が出てくる。
さらに「この工場は、95%がA国の人なんだから、仕事がスムーズに進むようA国語で日本人も話してほしい」という要求もくる。数が逆転している現場。
逆に「日本にいるんだから、外国人もみんな日本語を学ぶべきだ」という外国人もいる。
「あの国とは戦争していたから、一緒には働けない」と、戦争相手の国の人とは働きたくない、と断固拒否する人もいる。当然と言えば当然である。
「目標を達成するという気持ちがなかったら、忙しい東京人とは働きたくないなぁ」とか、、いろいろいろいろある。
日本人だって、さまざまな人がいるから、一緒に共生するのは、みんな大変だってわかっている。



4. 多文化共生の中の多文化協働


そこで、私たちは多文化共生の中の、働き方に注目をした多文化協働を目指している。私たちの会社は、働く人たちのキャリアを支援し、一緒に生き生きと元気に働ける職場を作る、ということに焦点を当てている。生産性を落とさないで、みんなが気持ちよく爽やかに働くためのサポートをする。

それは、日本人でも外国人でも同じだ。特に日本の産業を底力で支える技能実習生、特定技能、そして一緒に働く日本人スタッフのために、何かできないかと考えている。
それが弊社のキャリア教育であり、コミュニケーションやハラスメント防止研修に繋がっていく多文化協働だ。

 

小さくて小さくて、吹けば飛んでしまう会社のチャレンジは、理想の中の課題の解決、その支援が目標。足元の現場から一歩一歩だ。私たちはキャリアコンサルタントとして、多文化協働、みんなが元気に働くことの推進。忙しいけれど、それもまた楽しいし、価値があると感じている。


阿吽の呼吸・以心伝心・意図を体する

2024-04-21 12:21:52 | 日記


意図を体する

聞き慣れないことばですが、
「意図を体する(いとをたいする)」とは、相手の意見・考え方を受け止め、それに見合った行動をする、という意味です。
上司や目上の人の意見に同意、心を一つにして行動に移す時に使われるようです。
実は、明確な意思表示や指示や命令がなくても、上司の思いや考えを感じ取り、予想し、上司が満足するような形(行動) にして表すことが大切であると、
かなり精神論的な解釈をする人も少なくありません。
日本社会にはこれまで、職場内の上下関係の中で、部下が上司の「意図を体する」ことを美徳と考える風潮があり、それが評価にまでつながってきました。

相手の行動や考えを察する能力は、誰でも持っています。
一方、社会が移り変わり、今は、受け手が察するより、説明する側が、相手にわかりやすく正確に伝えられるかどうか、が重要視されるようになってきました。

私たちがハラスメント防止研修を行なっている自衛隊では、いくつかのコミュニケーションスタイルがあるように感じます。

例えば、
①ハイコンテクストと言われる、同じ価値観を持つ人たちが「阿吽の呼吸、以心伝心、意図を体する」等、受け手側の責任が重いコミュニケーションスタイル
そこでは、言葉による直接的な表現よりも、非言語的な手がかりや文脈、関係性が重視されます。
ハイコンテクスト文化では、人々は間接的な表現や暗示を用いることが多く、メッセージの真意を読み取るには、話者との関係やその時の状況、過去の経験など、
多くの背景情報を理解している必要があります。

例えば、日本や中国等の国は典型的なハイコンテクスト文化とされています。
これらの文化では、会話の中で言葉に出さない部分を理解することがコミュニケーションの鍵となります。
人々は、非言語的な手がかり(身振り手振り、表情、声のトーンなど)や状況のニュアンス、相手との関係性に基づいて、
言葉越しに伝えられる以上の意味を読み取ることが期待されます。


②つ目は、上司が、部下にスムーズに行動できるよう緻密に指示、わかるように言葉で伝えるという、話し手の責任がポイントのローコンテクストのコミュニケーションスタイル、
ここでは、言葉自体がメッセージの主要な運び手であり、背景情報や非言語的な手がかりに依存することが、あまり多くありません。
アメリカやドイツなどの西洋諸国は、このコミュニケーションスタイルが一般的とされています。
ここでは、直接的で明確な言葉遣いが重視され、メッセージはそのままの意味で受け取られることが期待されます。


①や②、その他のコミュニケーションスタイルが、複雑に交錯している組織、それが自衛隊ではないでしょうか。


一方、この複雑さは、最近の若い人にとっては、馴染むのに少し、時間がかかるかもしれません。
もっと大きな声を出せ!とのリーダーの命令に、陸士数名は勇気を出して「なぜ大きな声が必要なんですか」と質問したそうです。
呆気にとられるリーダー。「理由は自分で考えろ、声は大きく出せ、いいな!」
これは、答えを求める若い人の質問に的確に応えてはいません。
理由が明確に示されなければ、動けない、こんな若い人たちが増えつつあります。
阿吽の呼吸ではなく、わかるように説明、すべての表現、ジェスチャーを使ってどこまでもわかるまで誠心誠意説明し、わかってもらう、
そんな時代がやってきたのかもしれません。




2023年のワクワクドキドキ

2023-01-01 23:46:15 | 日記


明けましておめでとうございます。新しい1年がやってきました!今年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
さて、
最近、時間がものすごく早く流れる感じがします。
NHKの『チコちゃんに叱られる』のチコちゃんによると、大人はワクワクドキドキする気持ちがなくなると、時間が早く過ぎていく、と感じるようです。
「えっ!」ですよね。
「昨日は何をしていましたか」と大人に質問すると、大抵の人が「昨日の出来事を思い出すのにすごく時間がかかる」のだそうです。
確かに、私にも覚えありです。あまり印象的なことがなかったからでしょうか?

一方、こどもたちは「1週間前何をしていた?」と聞くと、
「○○ちゃんの家に遊びに行って、ゲームの後で、ふたりでコンビニへ行って、おやつを買ってきた。おやつはめちゃくちゃ美味しかった。
夜、その話を家族全員に話したけど、お兄ちゃんはちゃんと聞いてくれなかった」みたいに詳細に答えられます。
こどもたちの生活はワクワクドキドキに満ちていて、何もかもがおもしろく、興味を持ってその出来事を観察するのです。
1日にたくさんの出来事が子どもたちのまわりで起きます。それを考えると、時間はとても長く、もう少し長くてもいいと思うぐらいだそうです。

今年は、子どものようになれないにしても、毎日を楽しく記憶に留めながら過ごしたいなあ、と思っています。

2022年が終わる

2022-12-24 21:42:13 | 日記


2022年が終わりますね。

激動の一年といえば激動でした。

今年は親しい方が亡くなりました。
このお別れは、ちょっと辛かったです。
涙が出ました。

また、大学の先生たちが、病気で職を離れました。
お世話になった素敵な先生たちです。
また涙が出ました。

次男が長野から東京に戻りました。
ずっと心配でした。東京に戻ってきて少しホッとしました。
長男が結婚して家を離れました。
そうなんだ、、、嬉しいけれど、ちょっと寂しい、そんな気持ちです。

結婚したり、別れたり。
人の縁は不思議です。
でも、周りの人間はいつもハラハラしています。
笑顔で励ましているけれど、実は心の中では泣いています。
とても心配で心配で、、、

周りを見ると、私の友人たちはもう誰も働いていません。
私はこんなに働いていいのだろうか、もう好きなことをしてもいいのでは、と悩みました。
身体もあちこちが傷んでいます。

辞めようと思った仕事を5年更新しました。
もう少し一緒にお願いします、と言われたら、ちょっと断りにくかったからです。
でも、私がもっと歳をとって、周りの人に気を遣われて、仕事をするのは嫌だなあ、、、
昔の業績を自慢するような人に(なりそう?)いえ、そうなりたくないから。

人生は思ったようには進みません。
すごく皮肉。
でもまたそれが面白いともいえます。
面白いと思えるようになるまで、何十年もかかるのですが、、、。

そして人生はまた続いていく、、、。

古井先生

2022-09-22 15:18:22 | 日記


シャカ、シャカ、シャカ、シャカ
正門の方から、腕をしっかり振って、歩いてくる男性がいました。歩いてくる、というより、体操の時間の行進のような感じで、かなりのスピードが出ています。
こんな歩き方をする人は、東工大にはただ1人しかいません。
もちろん古井貞熙先生です。何百メートルと離れていても、あ、この歩き方は古井先生だ、とわかるのです。
先生は私に気づくと「こんにちは!」と挨拶しながら手を挙げて、シャカ、シャカ、シャカ、と、また真っ直ぐ前を見てずんずん歩いていきました。

ある時、先生は「最近の若いもんはけしからん、メールの返信が遅い!」と、若干、おかんむりでした。
「若いもん」とは学生からスタッフまで、先生より年下の者ということです。
50を超えて、若いもん、と言われるのは悪くははない気持ちですが、、、
「先生、メールの返信はどれくらいで出せばよいのでしょうか」と聞いてみると
「3時間以内ですね!」スパンと答えられました。
ああ、きかなければよかった!
古井先生からのメールはこれから、3時間以内にお返事しないといけないんだ、、と少々後悔をしました。

インドネシアに行った時のことです。移動中、ある町のホテルに1泊しました。
このホテルの近くにジャコウ猫のコーヒーを売っている掘っ建て小屋のコーヒー販売所がありました。
「なんだなんだ、なにがあるんだ」という感じで、学生数名でそこにいきました。古井先生も後ろの方から、シャカ、シャカと歩いてきました。。
ジャコウ猫のコーヒーは「コピ・ルアク」と言って、非常に高価なコーヒーです。
掘っ建て小屋の隣にはジャコウ猫(と言ってもとびっきり大きいネズミ、という感じです)が、四段ぐらいに積み重なったケージに入れられて、飼育されていました。
こんな狭いケージに入れられて、とすごくかわいそうな気持ちになりました。
「かわいそう、、、」と古井先生もつぶやいています。
でもそのあとすぐに「100グラムのコーヒー二つ」とサラッとコーヒーを注文されていて、ちょっと笑いました。





古井先生とご一緒させていただいた学外での学習のひとつに「福島第1原発」関連がありました。
すでに東日本大震災から4、5年が経っており、さまざまな復興プロジェクトが立ち上がって、若いリーダーを中心に活動が続いていました。
そのグループとの意見交換が一つの目的でした。
あるグループはその地方に合った海岸線、そして防砂林を作ろうとしているグループ。東工大の卒業生の方が中心になっていました。
小さな子どもを持つお母さんたちの支援、漁業の活性化を図るグループ等、リーダーたちは、課題や成果等、たくさん復興について、語ってくれました。
福島第一原発を遠望できる、荒荒と広がる草ぼうぼうの場所を訪ねた時は、皆しばらく黙ってそこに佇んでいました。
点々と船や家の残骸。
ただ、そこにいるだけで、被災者の悲しさや虚しさを感じ、心がいっぱいになったと思います。
古井先生は特に何も話しませんでしたが、古井先生の教室を飛び出した野外クラスは、言葉はなくても大きな何かをみんなの心に与えました。


古井先生といえば、学生とメンターが一緒に話したり、ゲストをお迎えして交流するAGLカフェのかなり常連に近いメンバーでした。
もう何度ぐらい参加してくださったでしょうか?
AGLを離れてアメリカの大学に行ってからも、日本に戻ってきたらAGLカフェに参加してくださいました。
「古井先生来たる!」というメールをさまざまな人に送りました。
先生は参加している学生に「君は何を専攻しているの?」「ほう、それはすごいね、、、」と語りかけて、
学生の話題に合わせて、コメントをしてくれます。
相手中心の会話を続けるというのは、なかなかできない「技」です。
人はつい自分のことを話したくなってしまうのですが、古井先生は常に学生の話を「聴く」ことに集中していました。
そして2時間ぐらい経つと、「じゃあ、これで」と言って、ススっと帰っていきます。
そのスパっとした感じが、なんだか「古井先生らしい!」

愛すべき古井先生。先生は本当に多くの学生に愛されました。
先生の素晴らしいところはたくさんあるけれど、なんと言っても学生にもスタッフにも「公平」であった、ということです。厳しい時は厳しく、優しい時はめちゃくちゃやさしく、
ご自身の意見を上手に、周りの人に伝えました。だから何かあれば、みんなが古井先生の
周りに集まってくる。やっぱり、そして本当に古井先生は「大した」先生です!



古井先生は東京工業大学の栄誉教授。今年の春、がんで帰らぬ人となりました。
ものすごい業績のある先生でしたが、偉ぶることなく、誰にでも親しみを持って接してくださったと思います。
実はとてもお茶目な一面もあり、、、忘れられない先生のひとりです。

盛岡の赤煉瓦

2022-09-05 23:07:54 | 日記

盛岡に行きました。
実はそこそこ盛岡を通っているのですが、これまでじっくりと街歩きはできませんでした。



盛岡、岩手銀行赤煉瓦館。東京駅をつくった辰野金吾の設計です。とても美しい建物で、保存、修繕もしっかりしています。
明治時代の建物ですが、なんと!窓部分にシャッターがあるので、当時の歪な、だけど味わい深いガラス窓が残っています。
多分、壊れたらもう同じ手法で作ることはできないでしょう。









現代にも通じる、かわいい鳥のモチーフ🦆のドア飾り、おしゃれですよね。





曲線の美しい階段の欄干、まあるさが見事!





盛岡にはよく寄るのですが、久しぶりにゆっくりと、魅力ある建物を見ました。




いつまでも変わらない、素晴らしい歴史的建造物です。

7月のキャスト通信

2022-07-09 19:31:40 | 日記
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キャスト通信 7月号 
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(このメールは株式会社キャリア・ストラテジー主催のセミナーに参加された方に送らせていただいております。必要のない方はお手数ですが、ご一報いただければ幸いです)

暑いですね。なんと、6月中に梅雨が明けてしまいました。そして8月並みの猛暑がやってくる、この暑さを乗り切るパワーを私たちもつけなくてはなりませんね。

さて、私が授業を持っている大学でも、とうとうウクライナの学生3名の受け入れが決定しました。まずは1年間の予定で授業料、日本での生活、日本語教育等の支援を受けます。一見恵まれているようですが、困難なことや苦しいことがたくさんあるでしょう。戦争が1日も早く終わることを願うばかりです。同時にウクライナ避難民と同じようにミャンマーやクルド難民にも焦点を当てたい気持ちでいっぱいです。

日本にいるクルド難民の日常と課題を描いた映画が公開されました。ベルリン国際映画祭で賞を受賞した「マイスモールランド」です。そんなことから、下記のイベントを計画してみました!お時間のある方、ぜひどうぞ。
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7月15日(金)19時 クルド難民を考える〜クルド料理+ネットワークをつなげよう
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場所:JR十条駅徒歩1分クルドレストラン「メソポタミア」
お話:東京外国語大学講師 メソポタミアレストランオーナー ワッカス・チョーラクさん(映画マイスモールランドのクルド人側のコーディネーター)
会費:4000円 
備考:コロナウイルスの感染

まだお席に余裕があります。学生、会社員、教員、キャリアコンサルタント、主婦etc.さまざまな人が集まります。もしお時間のある方は是非、ご検討ください!楽しいネットワークが築けること間違いなし!です。

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キャリアコンサルタント更新講習知識講習の浅野浩美先生の新刊!
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弊社のキャリアコンサルタント更新講習知識講習を担当されている事業創造大学院大学教授浅野浩美先生の書かれた本が出版されました。
働く人のためのキャリアコンサルティングに関わっているすべての方々のために書かれた本です。
わかりやすく系統的にキャリアコンサルティングを学べます。また、法改正があれば、それに応じてネット上にアクセスし、最新の情報を得ることができます。
ここがこの本の便利で素晴らしいところだと思います!
「キャリアコンサルタント・人事パーソンのための キャリアコンサルティング」
https://www.amazon.co.jp/%E3.../dp/4845224224/ref=sr_1_1?fbclid=IwAR1In-1pVh2zggGraQ_sZJzDh1GfxoO_YjkDy39q2uaJCL0L7UWB4B6izE4

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7月20日第4回ハラスメント防止継続勉強会のおしらせ
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7月ハラスメント防止継続勉強会のお知らせです。「具体的なハラスメント防止研修の進め方」について意見交換していますが、今回は2回目の防止研修をどう企画するか、を考えてみたいと思っています。
この会は無料の勉強会です。どなたでも、参加できます。グループワークを中心にたくさんの参加者たちと話すことができます。オンライン開催なので、日本の北から南までその地域の特色ある状況を聞くことができます。ぜひ、皆様のご参加をお待ちしております。

日時:7月20日(水) 20時〜21時30分 オンライン開催(無料)
申し込み:huizi.huizi.huizi@gmail.com

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7月31日(土曜日)人の心を結ぶアイスブレーキングセミナー 松本利勝講師
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日時:7月31日(土曜日)10時〜12時半 場所:江副学園「新宿日本語学校」JR高田馬場駅徒歩5分 費用:(教材費を含め)4000円 申し込み:http://ptix.at/CwxsMW    

研修や授業の最初に、人の心をなごやかに、そして研修にスムーズに入れるようにアイスブレーキングを行います。あなたはどれくらいの数のアイスブレーキングをお持ちでしょうか?実はアイスブレーキングなしでセミナーをするのと、緻密に練られたアイスブレーキングを実施してからセミナーに入るのでは、セミナーの効果が違ってきます。今回は立教女学院で教頭、宮城学院で中高の校長をされた松本先生を講師に、実際にセミナーでどのようなアイスブレーキングをすれば、そのセミナーが効果的に動くかを学びます。おおよそ10〜15のアイスブレーキングを教えていただきます。     

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カウンセリング・キャリアコンサルティングのお仕事
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今年度は、カウンセリング・キャリアコンサルティングのお仕事が多いです。大学の学生相談室のほか、2つの大きな組織で20代と50代の方々へのキャリアコンサルティング、20〜40代の方々の体験カウンセリング(メンタルヘルス)をしています。およそ1000名を担当していますが、担当してくださるのは弊社に登録していただいているカウンセラー、コンサルタントの皆さんです。私たちの会社のスタッフは、さまざまな人生の背景を持ち、社会経験を積んできた人たちばかりです。この前、資格を取ったばかりの方もいらっしゃいます。「なんでキャリアコンサルタントは仕事がないんだ」なんて言わずに積極的に前に進んでみてください。待っていても仕事はきません。「とにかく資格は使ってみないことには経験となりませんから、どんどん場数を踏んでもらいたいなあ」と思っています。弊社では仕事をお願いする前には、事前の研修に参加していただいております(無料)最近は副業で月1回だけ、担当したいです!という方もいますが、大歓迎です。

あなたはどのように資格を活かしていますか?使わない資格はどんどん錆びてしまいます。
(すぐにはお仕事はありませんが)登録カウンセラー、コンサルタント、弊社ではゆるく募集しています!興味のある方はこのメールに返信してください!

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自己研鑽のおすすめ 見学・インターン(ゆるく)募集中
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下記の授業はアシスタントとして参加(見学)することができます。人の授業を見ることはとても大切!お時間のある方はぜひどうぞ。(申込みは先着順です)

1)2回目のハラスメント研修 7月8日(金曜日)8時半〜12時 場所:都内
1回目はハラスメント防止の紹介、2回目は頭をひねるところですよ。
3)7月13日(水曜日)履歴書の書き方面接の受け方 キャリコンとして「基本の基本」の授業。自分は「授業はできる」と思っても、実際にはできない人が半分以上。まずは他の先生の授業を確認して、自分と比べてみましょう!
4)8月17日、18日どちらか1日 ハラスメント防止研修 青森県弘前市
こちらは相当特色のある組織でのハラスメント研修になり、多分、勉強になると思います。アシスタント募集中!
5)8月26日(金)31日(水)これから講師としてデビューしたい人のためにおすすめのアクティブラーニング研修。受講者も全員教員です。

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更新講習のおしらせ
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キャストのキャリアコンサルタント更新講習 ぜひ、ご活用ください!
・知識講習 浅野浩美先生 8月27日(土曜日)オンライン 13000円(3時間)
・技能講習 井上訓子先生 8月20日(日曜日)オンライン 17000円(6時間)
 包括的折衷的アプローチにおける質問技法を活用した具体的展開力実践講座
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今日も、またまた日差しが強そうです。それでも人生は続いていく(!?)どうぞ、暑い中でも楽しく生き生きとお過ごしください。

新年も「笑顔」と「挨拶」から!

2022-01-05 10:05:13 | 日記


明けましておめでとうございます。

2022年が始まりましたね。
旧年中は大変お世話になりました。
さて、さて、これからの1年はどのような社会になるのでしょうか。
その社会の中で私たちはどのように生きていくのでしょうか........

やはり、目の前にある仕事を一つ一つこなしていくこと、これが最も大切だと思います。
そして、ちょっと先を見る、
さらに先を考えられれば考える、私たちはいつもこの繰り返しです。

自衛隊のOBと仕事をしたり、話したりすることも最近は多くなりました。
民間の仕事に馴染んでいる人、挨拶も笑顔も上手です。相手が笑顔だと元気になりますよね。

一方で、専門性を武器に民間で仕事をしている人。どこまでも、誇り高き(元)自衛官で、自衛隊での経験を語ります。
挨拶なし、笑顔なし、メールの反応なし。自分はこんなに専門性があるんだ、と誇っているように思えます。
こんな人とは絶対に仕事を一緒にしたくないなあ、、と思ってしまうのです。

専門性や資格はその人の努力の証です。
ただ、専門性や資格はその人の品性を証明するものではありません。

「笑顔」と「挨拶」は民間で働くときの、コミュニケーションのバロメーターです。
ちょっと合わないなあ、と思う人でも一緒に仕事をするときには「笑顔」と「挨拶」そして「反応」を忘れてはいけないと思うのです。

新年からこんなことを書くなんて、、、つまりそんなアクシデントに遭遇したってことです。

今年1年、「笑顔」と「挨拶」を大切にしていきましょう!








キャスト通信秋号2021

2021-11-17 00:28:54 | 日記



いつも大変お世話になっております。株式会社キャリア・ストラテジーのセミナー事務局です。
2021年も残すところあと6週間ほどとなりました。年末になると時間が過ぎるのがいつもにまして早く感じます。みなさまはいかがお過ごしでしょうか?

今年度はコロナ禍での社会の変化が激しく、人々の生活も落ち着かなかったのでしょうか、弊社の仕事も「カウンセリング」「メンタルヘルスセミナー」「ハラスメント防止研修」等が多くなりました。

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2022年4月 中小企業へのパワハラ防止法施行
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2022年4月パワハラ 防止法が資本金3億円以下の中小企業に対して施行されます(大企業は202年より施行)これまでより一段と厳しく、パワハラ防止は「目標」ではなく企業の「義務」となります。

最近、ハラスメントホットラインで仕事をしていると、様々な人たちからの切実な訴えに直面することになります。管理職は管理職で「これはパワハラかそれとも業務指導か」その線引きがどこかわからず、迷っています。

株式会社キャリア・ストラテジーでは、働く人のための「ハラスメント防止講座」「ハラスメント防止研修の教え方講座」を開催しております。

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ハラスメント防止研修の教え方講座 
11月28日(日)10:00〜13:00 オンライン講座(無料)
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キャリアコンサルタントの方々で、ハラスメント相談を専門的にされている方はそこまで多くはないと思います。2022年4月の中小企業へのパワハラ防止法施行で、ハラスメント防止のためのセミナーの需要は増加すると考えられます。

ハラスメントの小さな芽は、あらゆるところに出てくる恐れがあります。ハラスメント被害に遭っている人たちの支援者が求められています。

今回のハラスメント防止研修の教え方講座はどなたでも参加できます!テキストも差し上げます!

現場できちんとセミナーが実施できるハラスメント防止研修の専門家になりませんか?お問い合わせ、申し込みは下記か、info@careersg.co.jp までどうぞ!
https://careersg-oneonone.jp/new_topics/harasmennt1113meguro.html

講師:株式会社キャリア・ストラテジー ハラスメント防止研修講師 吉本惠子

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オンラインセミナー(無料)
   迷彩服とキャリアコンサルティング 11月27日(土曜日)19時30分〜
   50代半ばで早期退職をする国家公務員の再就職について考えてみよう!
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50代半ばで定年退職を迎える特別職公務員、その支援に興味のある方のための「理解講座」を開催します。55歳を過ぎると民間企業に次々と再就職をしていきますが、あまりの異なる環境に戸惑いを覚える人も多いようです。そんな方々のセカンドキャリア支援を長く行ってきた株式会社キャリア・ストラテジーのオンライン講座(無料)「迷彩服とキャリアコンサルティング」40代、50代のキャリア開発に興味のある方、ぜひ参加をご検討ください。当日は迷彩服のキャリアコンサルタントも複数参加いたします。民間のキャリアコンサルタントの方の参加、大歓迎です!

参加ご希望の方は弊社HPからお申し込みください。zoomの招待状を送ります。

https://careersg-oneonone.jp/new_topics/meisaifuku_20211127accn.html



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国家資格キャリアコンサルタント更新講習のお知らせ
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キャストの知識講習
2021年1月29日(土曜日)9:30〜12:30 オンラインセミナー
(講習1ヶ月前より通信教育5時間=自主学習)
受講費:13,000円 
講師:事業創造大学院大学教授 浅野浩美先生
(元厚生労働省キャリア形成支援室室長、栃木労働局局長等を歴任。厚生労働省でながらく労働政策等の企画立案を担当、キャリアデザイン学会理事、他)
<ひとこと>
先生がすばらしいです。厚生労働省でキャリアの最前線で活躍された方です。授業は双方向のオンラインで、質問もOK.とても雰囲気の良い講座です。

次回2月26日(日)も受付中です!お申し込みは下記まで、ぜひどうぞ!
https://careersg-oneonone.jp/new_topics/chisikikoshu2.html

キャストの技能講習(1)
2021年1月10日(祝)9:30〜16:30
「包括的折衷的アプローチにおける質問技法を活用した具体的展開力実践講座」
受講費:17,000円 オンライン開催
講師:井上訓子(1級キャリアコンサルティング技能士)
https://careersg-oneonone.jp/new_topics/gino3_20211024.html

次回は2月6日(日)です。

キャストの技能講習(2)
2021年3月21日(月・祝)9:30〜16:30
「キャリアコンサルティングにおける信頼関係構築向上のためのアサーショントレーニング」
受講費:18,000円 オンライン開催
講師:上野佳子(1級キャリアコンサルティング技能士・公認心理師)
https://careersg-oneonone.jp/new_topics/koshin2.html

株式会社キャリア・ストラテジーの知識講習、技能講習は経験豊富な講師とリーズナブルな受講料で、質の高いオンライン講座を提供しています!

勇気を出して頑張ったね

2021-07-20 16:49:12 | 日記





コロナ関連で、米子松蔭高校野球部が夏の高校野球鳥取大会への出場を辞退した問題、一転、出場が許可になりましたね。

野球部主将が発信したツイッターは
「僕たちは夏の大会に向けて、甲子園目指して、必死に練習してきました。部員から陽性者は出ていません。
試合もできずに、このまま終わってしまうのは、あまりにも辛いです」
と胸の内を語り、「何とか出場する道を模索していただけませんか?」とありました。

すごく勇気が必要だったと思います。
野球部の主将として、悩みに悩んで考えたTwitterでの発言だったのでしょうね。
不安だったでしょう、、、

良い結果が出て、本当によかったね。

人は時として、切羽詰った中からの勇気が必要なんだと思いました。
もしかしたら、私も振り返れば、勇気が必要だったことがたくさんあったと思います。
上手くできていたのかなあ、、、?