この連休の2日間、障子の張替え、ゴーヤのネットの貼り増し、ツバメが巣立った後の糞のかたづけ、ベランダの掃除とおさんどんで終わった。まるで昔懐かしいケメの歌のとおりゃんせみたい。
今年はツバメが1番子5羽、2番子4羽と落下したりする子も無く、順調にみんな巣立った。2年前、ヒヨの襲われ巣を無残にも壊され、暖めていた卵を獲られたり、落とされたりしたのでその年親は他の家に移ってしまった。
2度と来ないだろうと思っていたら、昨年は一度だったが巣を直してやってきた。今年も春早々やって来た。ピキピキと子ツバメが親が来るたびに賑やかに鳴いていた。家族が増えたみたいでなんとなくうれしい。
時折、数羽のツバメがピーピーと大声で鳴き、周辺を旋回すると、「警戒警報発令」と言って、ヒヨに襲われないようベランダに走ってヒヨがいないか見回していた。
しかし、ベランダの軒なので、悪がきに棒でつつかれ落とされることも無い。近くの家の駐車場の屋根の下に作った巣はその家の子でなく、近所の子に何度も棒で落とされそうになった。見つけると、「あんたもされたい?益鳥だから大事にせんといかんのよ」と言って、追い払ったが、ヒヨよりもたちが悪く、網を持ってきたり、何度も何度も懲りずにやって来た。家人は家の奥にいるので気付かず、周辺の者が注意した。たぶん、私はうるせーばばぁと言われているだろう。
飛び立ち、鳴き声がしなくなって寂しいなぁと思っていたら、親が又、巣を直し始め、2番子を育て始めた。2番子は数が少ないのもあり、大きくなるのも早いような気がする。他の雛を押しのけて餌を食べていたろうと思うのは倍くらいの大きさになり、羽を広げだしたのでもう飛ぶのも近いだろうと思っていたら、その3,4日後2羽飛んだ。後の雛もその3日後、飛び始め電線に休んでいる。親はその近くの通気孔の管の上で見守っている。
夜になると、まだ巣に帰ってくるがいずれいなくなるだろう。見ているだけで心和む光景だったので寂しくなる。
夜のツバメ
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