r- 本来ならば5月3日の続きを書かなければならないのだが、ずっと心のなかでモヤモヤしていたのでこんなタイトルになった。
年金外の2000万必要という発表が先日出た。確かに徐々に減額になっているので、もう私の年齢では不安である。
今年の3月外回りの20代の銀行員が昨年に引き続いて転職の為辞めて他の町へ行くという。マイナス金利の影響だという。
あれこれと保険の勧誘などもされたが、この年ではもう加入するのも不利であるのでお付き合いはしなかった。
2000万必要というが、超低金利が続き私達の本来受け取るべき金利は他へ回り大企業の優遇ばかりである。投資しろというがそんな知識もなく、高速取引で外国人投資家のカモになりそうである。いずれ預金が投資に周ったころリーマンショックのような物を起こされてあの時と同じになるのではないかと思っている。そして以前 銀行に勧められた投資信託は反対に損をする羽目になった。
私の住んでいる街の人口ピラミッドの頂点は70歳代である。普通に預金金利がついていれば、消費にも周るだろうが、険料とか差し引かれる方が増えて、おまけに食品や生活必需品の価格はじわじわと上がっており皆さんシッカリ財布のひもを締めていて余裕はない。
休んでいたスイミングを再開したとき、以前と比べずっと人がいないのに驚き、会員数の減った施設は経費節約のため灯りは暗く、温水を張った湯船も空っぽだった。
大店法が廃止されてから、商店街はシャッター通りとなり、地場産業は衰退し高齢者でも商店経営やパートの店員などの仕事ができていたのに今はそれもないのに働けという。
以前、高齢者の万引きの事を何度か書いたが、今は珍しく無いことでもう地元紙にも載らない。史記のなかの菅仲の言葉に
「領民から年貢ばかり取り民を飢えさせた国は滅んでいる…」とあるが、本当にその通りだと思う。
これで消費税UPでならば、盗人に追い銭だわ。
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