社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

バカな仕事はやりたくない。

2006年05月20日 07時59分05秒 | Weblog
 疲れが取れない。

 昨日は講義があった。講義がある日は遅くなるので、早めに風呂に入っておいて欲しい。そうしないと、寝るのが遅くなり、疲れが取れなくなるから・・・。家族にはそう言っているのだが・・・。

 帰ってみると、ちょうど今から風呂に入るのだと言う。お前なあ・・・。

 
 疲れているのには、もう一つ理由がある。4月20日に投稿した「金儲けが前面に出ると、物が売れにくくなったらしい。」で触れた人間の件である。

 彼は、元々は某運送業者だった。そして、その運送業者の立場でネットワークビジネスに手を出したのである。

 最初は売れたらしい。それはそうで、売る相手には利益が見えない。彼をネットワークビジネスに引き込んだ、某社社長が商談を担当したため、彼は紹介者としての立場に立っていたから。

 彼としては、その商売が魅力的に見えたのだろう。運送業者としての給料よりも片手間でやった商売(それも休日の時だけ。)の方が実入りが大きかった事も災いしたように思う。

 彼は、会社を辞めてしまう。自分で起業して社長になる。そんな夢を抱いた。なんと、会社名まで考えていたらしい。

 ところが、そこで売上があがらなくなった。まったくのゼロである。

 顧客に「金儲け」の意図が見え出したこともある。また、商品のリピート率が極端に低いから、常に新しい顧客の発掘を行わなければならない。紹介してくれる人を探さなければならない。彼は、会社を辞めてからは、それを怠ってしまった。(なぜかはわからないが・・・。)

 某社社長は、当初、彼の事業が安定するまで自社で雇用しようと考えていたらしい。ところが、売れなくなった途端、雇用することを躊躇してしまう。

 「利益を上げられない社員を雇うほど、うちの会社は安定していない。」「営業は結果がすべて。結果の出ない社員に給料を渡すと、会社の持ち出しになってしまう。」

 今日、彼を雇うにあたり、労働条件を決めたいらしい。なぜか、私に、立会人になってくれ・・・と言う。

 立会いの件は、はっきり言って、私には無駄な仕事である。勝手に二人でやって来たことを、私が関知するいわれがない。

 彼が会社を辞める件について、私は、時期尚早と言った。それを無視して退職した事は両者の責任である。

 ましてや、本社員にするか、契約社員にするか・・・。どちらにしろ、ノルマがついてくる。それならば、当初の予定通り、個人事業主として仕事をするのと変わりはあるまい。

 こんなバカ仕事は、特別料金をもらわなければ割が合わない。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする