TVを見てると崩れた家が累々と連なる。起ってる家も中はぐちゃぐちゃで足の踏み場もないだろう。中越地震の時を思い出す、少しでも片付けようと袋をいくつも持って、燃えるゴミ、埋め立てごみ、まだとっておきたいものと分けながら集めていく、ガラガラガラとまた余震が来る。慌てて外へ飛び出して空を見上げて深呼吸する。バラバラバラとひっきりなしにヘリコプターが飛んでいる。また中へ入るがいくらもしないうちにガラガラガラと余震が来てまた慌てて外へ飛び出す。騒然とした日々だった。かたずけ、家の再建、事業継続、これから大変な日々が始まるのだろう。みんな頑張ってもらいたい。
うちのほうは何事もなく日常が始まる。雪国の厳しい生活にはお正月と言えばここぞとばかり大酒飲んで浮かれ騒ぐ。その最中に家をなくした人々はどんなにせつないか。人ごとに思えず落ち込んでしまった。