もりあおがえるのつぶやき

山里の四季の移ろい、日々の暮らしをつれづれに

ゼンマイ干し

2015-05-11 12:13:27 | 季節
ゼンマイ干しが忙しい。猫の手も借りたいって言ったってフクちゃんは知らんぷり。


山里の人は山菜を採ってせっせと貯蔵して冬の食料とした。特にゼンマイは珍重されみんな競争で。山に取りに行った、何よりゼンマイは高く売れ貴重なな現金収入になったからだ。
貯蔵の方法も色々あるが今の時代は冷東庫というのが一般的だろう。でも冷凍は味が抜けてしまう、姿を保存するにはいいが肝心の味がないものになってしまう。冷凍するならある程度調理したものでないとだめなようだ。伝統的な乾燥は味が残るのはこれが一番だ、いや味が増すといってもいい、ただ残念ながらその姿はもんじゃくれて無残なものとなってしまう。塩漬けは手軽だがこれも塩抜きが難しい、手前だとしょっぱいし、まあ塩も味だといってしまえばそうだが過ぎると味まで抜けてしまってうまくもない。タケノコなんか圧力釜での瓶詰めが便利だ、これは姿も味も保たれる。野菜や茸も圧力釜での殺菌ができればいいのだが溶けてしまう、常圧殺菌は失敗が多くて困る。まあいろんなものを貯蔵して食うなんて今の時代ばっかみたいというのが通説だろうが。

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