東京国立博物館、埴輪展、 いやさすがは東博だな、素晴らしい全国の一級品が勢ぞろいしてた。埴輪はいろいろ見てきてあまり期待なしてなかったのだがこれは素晴らしかった。久しぶりに大興奮した。
もともと埴輪というものは古墳を作って大王の葬儀をするときの供物を載せる台だった。それが瞬く間にいろいろなものが登場してくる。
盾持ち埴輪、
古墳の結界を示すかのように並べられた守りびと、武人埴輪
やがて大王の威信を示す行列のような場面が作られ実に様々な埴輪が登場する。
今回の目玉、当時のままに復元された桂甲武人。
王の魂が宿る家
黄泉の国へと旅立つ船
いや埴輪何てマニアが喜ぶだけのもんかと思ったら大間違い、入り口まで行ったら山の人だかり、切符を買うまでさんざん並んでやっと中へ入ったら平成館のはるか手前から又長蛇の列、えええ、僕はこんなの初めてだったので驚いてしまった。結局はいるまで1時間、中もまたすごい熱気、みんなふつの人だと思うが熱心に食い入るように見つめる人々。いや驚いたな。でもよかった、ほんとによかった。
続いて埴輪と土偶の近代
江戸時代よりいろいろな文化人が埴輪を描いてる。戦時中には戦意高揚のプロパガンダとして、戦後は精神的に打ちのめされた日本人の新たなシンボルとして盛んに発掘がなされ、さらに現代ではアニメに登場し多くの作家にとうじょうしている。
やっぱり岡本太郎はすごいなあ。とびぬけて力強い。
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