冬の終わりは伐採の季節、これを春木山と言った。この時期はまさに自然の恵み、雪が大活躍するのだ。道なき地に道を作りそりで材木を運び出す、それが雪国の伝統だった。いまはなんでも大型機械がやってしまう。でも雪を利用してやるのは今も昔も変わらない、建設屋はそれを雪足場という、雪国ならでわの技術だ。
裏山の水路の改修のため杉林を切りひらく工事が始まった。昔なら何十人もの男たちがまぶりついてきったり運び出したりするんだろうが、1台のヨンボが道を作りながら引っ張りだしてく、大型機械が入ればあっと言う間にやちゃうなあ。
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