32（裸の島）

白黒なんですが、サウンドオブミュージックのオープニングみたいに空から山並みを俯瞰してます…

どうやら島のようです。

ただ、音楽どころか音も聞こえません？

海の上をギーコギーコ小船がやってきます。

微かに音がしますので、無声映画ではないようです。

港に着いて、中年の夫婦（殿山泰司＆乙羽信子）が天秤を担いで早朝の村を歩いてます。

田んぼまで歩いて、桶を下ろした2人は水路から水を汲んでます。

重そうに船に持ち帰って、ギーコギーコ島へ戻ります。

足場の悪い急斜面を担ぎ上げます。

小島の高台にある小屋では、息子と思しき2人がランニングシャツで走り回ってます。

朝食の準備のようです。

一汁一菜みたいな簡素な食事を終えて、大きい方の子供がランドセルを担いで船へ駆け下りて行きます。

村の学校へ行くようです。

父親は汲んできた水を畑に撒いてます。

母親は水がめに移して空になった桶と息子とランドセルを載せた船をまたギーコギーコ。

息子は学校へ駆けて行き、母は同じ様に水を汲んで島へ戻ります（これ、簡単に言ってますが、海って流れがあって、すぐそこに

見えてる浜に泳ぎ着けない事に思い至らずに溺れ死んじゃうので、ヨットが転覆しても決して船から離れるな！と先輩が言ってました。

ただ、タイタニックや戦艦大和みたいな鉄製は、船が沈んでしまいますので、多分離れた方が賢明だと思いますが）

ここまで、学校で騒いでる子供の声とかを除いて全く科白がありません！

こりゃ俳優は楽で良いや。

ただ、乙羽さんは大変だわ。

重い天秤を担いであの急坂を何往復したんでしょうか？

監督の奥さんらしいので、断れなかったのでしょうか？

映画のシーンのほぼ半分と思われる時間は、水汲みと農作業です。

普段から足元が覚束ない乙羽さんですが、畑で水撒きしてる時につまづいて、桶を蹴倒してしまいます！（大事件！）

近くで水撒きしてた旦那が黙って寄ってきて、手でも貸してやるのか？と思ったら…思いっ切りビンタしてます！

男はやっぱり強くなければなりません！

貧乏な農家の単調な日常ですが、妙な迫力があって寝るヒマがありません（泣）

結局2人の子供と旦那はセリフ無し。

乙羽さんは終盤の、畑での号泣が唯一の音声（セリフとは言わんか？）

こんな映画初めて観ました。

ググッたらロケした島は瀬戸内に実在しているそうです。

へえ？行ってみたいな？と調べたら、船便はないようです。

観光地として整備したら…客来ないかなぁ？

2本目が本命です。

以前から興味はあったのですが（最初はキモそうと思ってたが）やっとメグりあえました！

安心リメイク

2/19（金）

久しぶりに職人です。

用賀の億ションをリフォームしてまして、浴槽の塗装と、洗い場のシート張りを受注してます。

ピーカンの首都高は気持ち良いですね？（視線が高いし）

現場近くに来ましたが、まだ塗装が終わってなくて、待機と言われます。

この辺は地価も高いのでしょう、有料駐車場も少ないです。

路上に停めて、ポカポカ陽気の中お昼寝zzz

一時間くらいして、塗装が終わって、その職人さんが停めてたコインパーキングに入れ替わりで入庫。

今度は塗装の乾燥待ちで再び待機。

週刊誌を読みながら日光浴します。

風が吹くと、さすがに寒いので、座る場所を選んでるうちに昼飯の時間になりました。

そこまでになってウッチーさん曰く。

リフォームの業者が、ウチだけでなく一杯入ってて、午後も皆作業するらしいので作業場所も狭いんで、クジラさん、なんだったら

帰っても良いですよ？

はい？

私の午前中は何だったんですか？（日光浴）

シートを切ってるK君（ヤクルトファン）を放置して、ウッチーさんと2人で用賀駅近くの家系ラーメンへ。

生まれて初めて！だそうで、固めとか味濃めとか油少なめみたいな注文の仕方に目を白黒させてます（笑）

熱いのが苦手だそうで難儀してましたが、（ラーメンは普通熱々）店員の目を盗んでコップの水をドバッと投入して、丁度良くなった！

と独りごちてます（邪道）

渋谷で渋い映画やってます。

昼に続けて夜も家系では辛いので、塩味にしてみました





薄い豚骨醤油味にしか思えませんが？

ま、美味しいからいいけど、カロリー過多が心配です（ライスを付けて、スープは飲み干す王道）

地味だと思って油断してはいけません。

チケットを買ってロビーに座ってると、ポツポツ続々お客さんが入ってきます。

館自体も想定外なんでしょう、整理番号制度も無いので、（時間がきたら自由にどうぞ）ぼんやりしてると「あとからきたのに追い越され～」

水戸黄門状態です（泣）