カタカナで言えば箔が付くとでも考える浅はか者が云うステイホーム週間だか、大型連休が今日で一通り終わる。が、多くの学校は、思考力と判断力に欠け無責任、様子見姿勢の政治家、行政、教育関係者の不作為により、校門を閉ざし、休み続ける目論見のようである。古今東西、人間社会共通の揺るぎない鉄則は、働かざる者食うべからず、である。9月入学だ新学期だと適当なことを言い募っているようだけれど、9月まで授業をやる気がないなら、半年間の教員給与を差し止め、学童保育の手当てや営業自粛を要請している店舗などへの休業補償に充てるべきである。その仕組みに向け政府、自治体は早急に法整備に取り組まなくてはならない。
台湾はいいなあ。競馬類を除いてスポーツ競技全滅の日本と違って、プロ野球が早や先月12日に開幕したうえ、5月8日からは観客を入れて試合を開催するとか。新型コロナの本場中国と民族が近く、往来の頻繁な台湾がコロナ警戒態勢緩和とは、どういう事か。日本は自然的にも人的にも中国コロナからより外周に位置しているのに、これからまた緊急事態生活を1月近くも延長するという無様な結果は、誰が招来したのか。
台湾政府は総統以下、閣僚の識見、専門性、果断な決断力に優れているから、早期にコロナ卒業できたというのが世界の定評である。それに引き替え、日本の政府、閣僚、医療行政、医療専門家の愚鈍さは呆れるばかりである。
発生源中国と国境を接し、いち早く新型コロナ感染を拡大させた韓国にも恥ずかしくて顔を向けにくい。向こうにもこどもの日が有るのか無いのか知らないけれど、きのう5日に、予定よりほぼ1カ月遅れでプロ野球が開幕し、無観客ながら5試合を挙行したという。その前日に日本は、これだけは203高地にしがみつくような奮闘を願った大相撲名古屋場所の開催中止が決定された日である。彼我の差を、真実に目を瞑らず、痛感しなければならない。コロナとは、目に見えない敵と戦う戦争と位置づけていた政治は、結果責任であることは言うをまたない。四囲の国々にこの無能ぶりを冷静に観察され、領土的野心を実行に移してきた場合、2週間ほど様子を見ながら、その間に法的に何が出来るか間髪を入れず鋭意、誠心誠意検討してみるよう関係省庁に指示をいたします、などと言っている間に、国土をあらかた占領されてしまっているであろう。安倍内閣は総退陣すべきである。
台湾の
野球羨まし
韓国も
出遅る日本
をこのおとどかな