天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

手首

2021-06-12 11:54:54 | 日記

 ジョコビッチが全仏オープンの準決勝でナダルを倒した、とニュースで大騒ぎしている。腓腹筋を切ったり、体力的に付いていけなくなり、30年ほど前にテニスを止めてから疎遠になり、錦織圭がどうしたくらいしか興味が湧かなくなっていたので、鉄壁のジョコが勝って当たり前程度に思ったけれど、そこは騒ぐだけの訳があった。ナダルがクレーの王者という知識はあったけれど、全仏では2005年から16年間で13度も優勝していて、このところ4連覇中。全仏クレーコートの通算成績が100勝2敗と、全盛期の白鵬も顔負けの数字を残していて、きのう3敗目を喫したというのだから、事件扱いも当然と言える。盤石の王者フェデラーからジョコビッチ最強時代に世代交代したと思っていたけれど、全英、全米、全仏、全豪の4大テニス大会の優勝回数はフェデラーと並んでナダルが20回で、歴代1位だったとは!。ジョコビッチが次の決勝戦でチチパスを破って全仏優勝しても、グランドスラムタイトルは19回目で、まだ歴代3位でしかない。ボディービルダーのような体格で格闘技のように錦織を叩きのめすシーンを何度も見て、憎たらしいイメージしかなかったけれど、やっぱりナダルは憎ったらしいほど強かったのである。
 憎いのは手首である。手を反らすと手首から甲にかけて痛く、肘まで前腕に電気が走ることがある。布団を上げるのが辛く、尻を拭くのに力が入らない。仕方なくシニアピンポン同好会に無断欠席を続けている。素直なラリーが一つもなく、みんな回転の利いたひねくれ球ばっかり打ってくるので、無理に合わせようとして壊れてしまった。野球をすれば肩、テニスをすれば肘、アルバイトをすれば背筋と、ありきたりに傷め、我ながら体も心も脆いとつくづく思う。ステイホームの鬱の脱却策をいろいろ試しても、すぐに壁にぶち当たる。政府が思いっ切り五輪を楽しもうというのだから、こちらもぼちぼち旅を解禁しようかな。ワクチン接種が行き渡りでもしようものなら、雲霞のように人が繰り出し始めて煩わしかろう。相場の世界でも、人の行く裏に道あり花の山、と言う。風俗愛好家も、いろんなものが持ち込まれそうな東京五輪の前に、済ませられるだけは済ましておきたいと考えるであろう。でも、第1候補が北海道露天風呂巡り、第2が沖縄長期滞在を温めていただけに、感染動向から見て、つい躊躇してしまう。正解を見付けるのは相場より、詰め将棋より難しい。悩んでいるうちに1瓶、1瓶と買い増して、梅酒が5瓶に、リンゴ酒1、パイナップル酒1と、4リットル瓶が7本に増えた。もう梅酒づくりのピークが過ぎたのか、6月初旬までは1キロ1000円前後していた梅実の値段が、580円まで下がってきているのに気付いた。いつも難平買いの癖があるので、もう1本仕込んでみようかと迷い始めた。

つれづれに
仕込む梅酒に
情がわき
酒屋のほども
樽が増えけり




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